蔵の町、再び。今度は稲荷山。

今日もお天気がよかったので、千曲市のパンフレットに出ていた「稲荷山」エリアへ。

商店街の駐車場に車を停めて、パンフレットお勧めのコース(善光寺街道)だと2時間くらいで回れるようだったので、この通りに回り始めました。

旧田中園茶屋

旧本陣松木屋。善光寺街道は、善光寺参りが盛んになったために、ここも宿場や茶屋やなんかで栄えたらしいです。

醸造蔵。とにかく、結構大きな蔵と家がつながった建物が多いのです。

呉服商

稲荷山宿・蔵し館。ここは資料館になっているのですが、耐震性が危ぶまれるのか、工事をするため令和8年くらいまで閉まっているらしいです(うろ覚えです))

伊予のお殿様の三男が出家し、仁和寺で得度。仁和寺五大力尊の仏像をもらって、親戚筋のこの地に作ったのが長雲寺。

旧松葉屋(料亭)。

源義仲が、平家側の城長茂に追われるのですが、横田河原で戦う際にこの石に荷物を下ろして休憩した、という石。

横田河原に行くために川を行くのですが、そのときに舟をつないだ場所、という石碑。

飯縄稲荷神社。

ふる里まんが館。300円で入館し、この地出身の政治風刺漫画家である、読売新聞の近藤日出造さんの漫画原稿を、たくさん飾っている資料館です。風刺しているのが吉田茂あたりから田中角栄なので、ちょっと私にはわかりにくかったですが、楽しめました。2階にはマンガがたくさん所蔵されており、何と毎月、新刊が追加されている!近くだったら毎月来たいところです。

たまち蔵道。大きな蔵が続く道です。最後の最後に、立派な門だけが残ったお屋敷がありましたが、高村家別邸。この高村家の長男が、慶應義塾塾長を歴任したそうで、それで「たまち」なのかもしれません。

城小路の井戸。ということは、城もあるのでしょうが、今回見た地図には城は載ってないのでした。

旧六十三銀行の建物だそうです。

今回見たのはこんな感じでした。前に、須坂というところに蔵の町並みを見に行きましたが、こちらも蔵がたくさんありました。ここはもともとは、上杉景勝が稲荷山城を築いたので、城下町ができたことで始まったのですが、廃城後、宿場町として栄え、次第に商家町に発展した、ということだそうです。

ところでここ、全然飲食店がないのです。最後のあたりでお蕎麦屋さん「わきゅう」があり、やっとお昼ご飯を食べられました。くるみそばを頂きましたが、細いのに腰があって冷たくて喉ごしもよくて、甘いクルミみそを冷たいそばつゆに入れていただきましたが、とてもおいしかった。満足満足。

 

車だったので、温泉に行こうということになり、近くの佐野川温泉竹林の湯に行ってみたら、なんと源泉の湯量が減っているので、当分休みと書いてありました。

でも温泉に入りたかったので、5キロほど先の戸倉上山田温泉のかめ乃湯まで行くことに。

かめ乃湯は、公衆浴場七福神巡りの大黒天の湯です。せっけんとかシャンプーは備品がないのですが買わないといけませんでしたが、お湯はちょっと硫黄のにおいもあるもので、気持ちよかったです。

お風呂の後は、コーヒー牛乳!一気飲みしてしまいました。