イソツツジを見に川湯温泉へ
昨年川湯温泉に行ったとき、イソツツジのことを知りました。レストハウスで、「1週間くらい遅かったね~」と言われ、知らなかったくせに悔しく思ったりして(笑)。
私は車の運転をするのは嫌なので、主人が一人ドライバー。行った先でたくさん歩く、となると、日帰りは無理。金曜日の夜に、急遽ホテルを予約しました。インターネットというのは便利だねえ。
土曜日はどんよりとしたお天気でした。まずは川湯を目指しましたが、途中で「多和平」という案内板を見て、展望台がいいよ、と友達に言われていたのを思い出しました。どんなところなのか、ちょっと寄り道してもらいました。
川湯エコミュージアムの駐車場に車を止めて、硫黄山まで往復しました。エコミュージアムは緊急事態宣言のため、お休みでしたが、歩いている人は5人いたかどうか。片道2キロ以上あったかな?まずはアカエゾマツの林の道、白樺の道、ハイマツ、というように植生が変わります。足元にはイソツツジがずっと続きます。よく見ると、ハナゴケ、というコケも生えていて、これが火山灰を止める役目をしているそうです。なかなか面白い。
硫黄山では、下のほうの斜面でも上の写真のように硫黄が噴出していましたが、もうほとんど取りつくした跡だそうです。安田財閥の財を成したらしいです。
近づいてみると、お湯があちこちでぼこぼこと出ていました。
観光客はほとんどいませんでしたが、それでもレストハウスは営業していたので、おやつに「あげ芋」と「蒸し卵」を食べました。あげ芋は、蒸した芋に甘い衣がついていて、おいしかったです。蒸し卵は、普通においしかった。
もと来た道を途中まで戻って、途中からアカゲラの小径、アカエゾマツの道を通って駐車場まで戻りました。もちろん、野鳥に会えないかな?という気持ちからですが、鳴き声はしても、松の高いところで鳴いているようで、まったく見えませんでした。
ゴゼンタチバナ、という白い花がたくさん咲いていたのが慰めになりました。
この後、藻琴山に移動しました。硫黄山も川湯温泉も、大きな屈斜路カルデラの中にあり、藻琴山は外輪山の一つです。車でハイランド小清水725(標高)まで登れるので、そこのレストハウスでお昼ご飯を食べました。おなか一杯状態で1000mの山頂まで、片道2キロくらい?行きました。最初の斜面は急だったので、満腹状態では汗だく。
お天気は霧で涼しかったのですが、それでもずっと暑かったです。本来は屈斜路湖を見ながら登れる道なのですが、全く見えず。鶯がずっと鳴いていました。草の中にいるようで、見えませんでしたが。ここでも、花を見るのが楽しかったです。
特に、ゴジラの背中のような屏風岩の下のほうに、ぱーっと咲いていたエゾノハクサンイチゲは、とてもきれいでした。霧がなかったら、もっとずっときれい見えたでしょうけれど。
頂上は狭かったです。途中では何グループかすれ違いましたが、頂上では我々だけでした。景色は下が全く見えず、屈斜路湖ってどこ?って感じでした。
そうそう、ここでは、「ホシガラス」という鳥に何度も遭遇しました。下のつつじが原の案内板でホシガラスについて読んで、「カラスっぽいのがいたら注意してみてみよう」と言っていたら本当にいました!ハイマツの実が好物、ということで、納得。
さて、翌日は、朝からカンカン照り。真夏の暑さでした。
朝ごはんを7時から食べて、8時半くらいにはチェックアウトして摩周湖へ。
モズに会えたので気をよくして、道の駅に行きついでに「水郷公園」へ。前も来ました。ここでもお散歩。見えたのは、アオジ、ニュウナイスズメ、親子のカモ。クロアゲハもいました。
水郷公園と摩周温泉の道の駅はすぐ近く。足湯に足を入れてリラックスし、アイスも食べて帰りました。
お昼過ぎに帰宅して、お昼ご飯を食べましたが、今日は歩数が少ないぞ、ということで、散歩に。近所の公園などを歩き回っていたら、やっぱりアオジをたくさん見つけました。街中にもたくさんいるんですね。あとは、初めて見たけど、コムクドリもいました。
これで今日も歩数は1万歩になりました。早めに寝よう。