一人遠足(帯広)
奈良にいた時も、近鉄電車で一人遠足で吉野で桜を見たり、桜井で紅葉を見たりしてましたが、何といっても帯広は距離が違う=時間もかかる。特急がある時間ならばいいけれど(それでも1時間半)、普通列車では3時間くらいかかります。
というわけで、今日は5時45分くらいに釧路を出る列車で出かけ、8時半くらいに帯広着。バスターミナルで真鍋庭園の入園券とバス往復券のセットを買い、1時間待つのを覚悟してたら「あと4分で来るから乗れる」と言われてロスタイムなく開園直後の真鍋庭園に行けました。
これが実はとてもラッキーで、ほとんど人がいない=静か、鳥の鳴き声やリスの音が聞こえて楽しく観察できました。もちろん、庭園も素敵ですが、これだけ木があれば当然、リスも鳥もいるんでしょうね。1時間くらいで回れるはずが、約2時間かかってしまいました。
鳥はキッズガーデンという、背の高い木の林の中に、子供の遊具が点々と置いてあるところにたくさん、本当にたくさんいました。それまでかすかにしか鳥の声が聞こえなかったので、ちょっと嬉しくなりました。ここは寄り道コースなので、急ぐ人たちは来ないのでしょうね。ここで最初にエゾリスをみたのもここでした。
せっかくなので、園内のガーデンらしい写真も載せておきます。
昨夜雨だったそうで、足元があまりよくなかったのですが、長靴を貸してくれたのでノープロブレム。いいところでした。
この後、スイーツ巡りをしてから池田駅に行き、ワインの城で施設見学をして帰りました。その辺のことは、FBで書いたのでここでは省略。鳥の写真を載せたくて、ブログを書いたので―。
(追記)やっぱり写真を残しておこうと思います。
駅前をスイーツ中心にめぐりました。
①六花亭帯広本店(本店、と呼ばれるのは札幌にもあるみたいです。)
②クランベリー本店
スイートポテトが名物、のようです。私は全然知らなかったけれど、有名なお店です。ここでは紫いもソフトを食べました。
③宮本商産(スイーツは関係なく、古い建物)
④帯広神社(写真はなにやらルールがあるらしく、しかもそのルールはどこにかかれているかよくわからなかったので写真なし)
すごく広い神社で、鳥が鳴いてました。お参りの後、道をそれて鬱蒼としたエリアに入ってみたら、コガラのような鳥は確認できました。木が高すぎて、上のほうにいるらしくてみえませんでした。
⑤柳月大通本店
⑥たいやき工房
⑦ぶどうの木(クッキーのお店)
お店の写真を撮り忘れました。スイーツ巡り券で地図をもらってなかったらわからなかったと思う。おいしそうなクッキーでした。ここではスノーボールと引き換えました。
⑧旧双葉幼稚園
⑨十勝信用組合本店
⑩エスタ東館
なつぞらの特集をしてました。帯広はなつぞらで観光客をひきつけようとしてるのでしょう。北海道に引っ越してくることがわかっていたら、このドラマを見ておけばよかった、とつくづく思います。
⑪エスタ西館
十勝の人気のスイーツがあります。イートインできるので、いいです。
しんむら牧場のソフトクリーム、食べたかったけれど遠い、と思ってたらここにあった。スイーツ巡り券のラストはここで。
結局、1時間半くらいかけて回ったような気がします。でも予定通り、池田に行けました。
池田まで、30分くらいかかったかな?JRで行きました(バスもあります)。駅からワイン城まで5分か10分か、徒歩です。
私はドリカムの歌をあまりよく知らないけれど、ドリカムの吉田美和さんは池田町出身なんですってね。火曜だったので休館でしたが、DCTgarden IKEDAという資料館がありました。
これは池田町のブドウ・ブドウ酒研究所なのです。
昭和27年の十勝沖地震と、2年にわたって冷害に見舞われて、どん底に落ちた池田町ですが、丸谷金保さんが「自分が立ち上がるしかない」と町長になり、「山ぶどうがたわわに実るんだから、寒い池田でもブドウはできるはず。未使用の傾斜地もブドウ畑にはなる」とブドウ栽培をスタート。勉強してこい、と職員をドイツにワインを学びに行かせて(マッサンみたいですね)ワイン醸造に自治体経営で臨みました。なかなか、寒い中でたくさんの実をつける品種を作れず苦戦したけれど、国際ワインコンペティションで受賞したことや、寒い中でもたくさんの実をつける品種を作り出したことで軌道に乗ったようです。全然知りませんでした。
その耐寒性の強い品種のひとつ、山幸のソフトクリームが4階のカフェスペースで食べれるとのことで行きました。おいしかったです。結構固めのソフトクリーム。450円ですが、食べ応えあり。
ここでもワインは飲めますが、味を試したい人は1階で、ということで1階へ。
実は、この試飲の場所の奥のほうでブランデー蒸留の見学もできたみたいでした。私はこの試飲の場所で見学を終えてしまって、みてないですー。まあ、パンフレットを後で読んだからみたようなものです(だって、ガラス越しでの見学ですから)。
このワイン上は入場料はかからないので、試飲は有料です。ワインによって値段はさまざま。私の頂いたワインは、300円と200円でした。
荷物がそれなりにいっぱいだったし、ワインはお高いので、ここでは買いませんでしたが、ワイン好きだったらたまらない施設でしょうね。町がやっている、というところがすごいなあと思いました。
この後、天気がよければ展望台に上ればよかったのですが、時間的にも中途半端だったので、特急ではなく1時間早く出る普通列車で帰りました。
朝5時過ぎに家を出て、夕方6時過ぎに家に帰ってきました。やっぱり帯広は遠い―。