オンネトー、松山千春
お天気がよい週末は珍しいので、土曜も普通に起きて出かけました。
今回は、だいたい釧路から80キロくらいの、足寄というところにあるオンネトーに行きました。前の職場のお友達がお勧めだと言っていたので気になっていたところです。
ここも、周りの鉱物がコロイドとなっているのか、色がある湖でした。
展望デッキのある駐車場のトイレ(ぽっとんだけど、まったく臭くない不思議なトイレでした)の横から30分ほど登ると展望台がある、というので登りましたが、木が茂っているので湖はちょぼっとしか見られませんでした。でも、雌阿寒岳と阿寒富士がばーんと見えて、足元は紫の花で、とてもいい場所でした。
トリカブトは近所の春採湖にも生えてるのですが、葉っぱしかみたことがなく、その場にいたおじさんが「これってトリカブトだよね?」と言われて、そうか!と気づきました。おじさんは「とってかえろう」と独り言を言っていたので取ってはマズイのではと思ったのですが、その後写真を撮っておられました。「撮る」だったのですね。
その後、別の駐車場まで車で移動して、そこから30分ほど歩いて湯の滝へ。黒っぽい岩の上をちょろちょろと水が落ちてる滝で、これだけなら行かなくてもよかったのでは、と思うところでした(失礼!)。
太古の昔には、もちろん世界で鉱床が成長して現在の資源となっているそうなんですが、今も成長しているのがわかってるのはここだけだ、と書いてありました。
マンガンって何に使うのかわからないけど。。世界的に貴重とわかってから、この源泉にあった露天風呂は使用できなくなったそうです。上に上っていく木の階段が閉鎖されていたのはそのせいなのですね。
さて、その後、足寄町内を中心部へ40キロの移動。途中、モロコシ街道というのを通ったのですが、農場で茹でトウモロコシとかジャガイモを売っていたのでおやつに食べました。
町中心部にある道の駅には、松山千春の歌が流れる記念碑や、グッズを集めたコーナーなどがありました。
この道の駅の隣には足寄駅(元)があります。ふるさと銀河鉄道線という第三セクターの路線があったのですが、すでに廃線。その電車のコーナーも道の駅にありました。
その足寄駅、今はバス停です。
裏手には、線路が少しだけ残してあります。
さて、この道の駅での飲食。
この町、ゆるキャラはフキを持った足の裏です。
そのためだと思いますが、町の道のあちこちに子供の卒業記念の足型とか、有名人の足型とか、はまってます。
松山千春さんの半生を描いた「旅立ち~足寄より」のロケセットもありました。お父さんがとかち新聞という新聞(発行部数わずか500ほど)を作っていた、その職場兼家、ということで、見た通り経済的に苦しかったそうです。千春さんは生まれたときに半年ほど入院していたため家計をさらに圧迫して、それを気にして千春少年は小学生のときから卵とかいろんなものを売るアルバイトをしていたそうです。。。
この後、阿寒の道の駅に寄って温泉に入って帰りました。お風呂のあとはやっぱり牛乳。