牛に引かれて善光寺参りの起点

小諸に連れてきてもらいました。布引観音 釈尊寺です。
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すごくないですか?この断崖絶壁っぷり。

鎌倉時代の建造物だけど、まだしっかり岩にくっついてる。他にも、


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こんなふうにお堂が岩に埋もれてます。


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ここで布を干してたおばあさんが、布が牛の角に引っかかってしまったのを見て追いかけて、善光寺まで思いがけず行ってしまい、お参りをして自分のこれまでの行いを悔い改めた、というお話はあまりにも有名。

だけど、ここ、ものすごく狭くて急な道を車でいかなくてはならないし、小諸だよ?長野市からは遠すぎる。おばあさん恐るべし。

降りてきた麓に、氷風穴がありました。

穴の外は8℃で、穴の中は0℃。かつては、蚕の卵を保管して孵化時期をずらし、年に5回くらい養蚕したそうです。


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その駐車場のすぐ近くに、あぐりの湯というお風呂があり、寄りました。露天からの眺め最高!もう山頂の葉は落ちたようですが、中腹はよく色づいてました。右端は浅間山。写真は、ロビーから撮りましたが景色はほぼ同じ。


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このお風呂、農協がやってるっぽいので、買い物して帰ります。

初めてアプリでブログを書きました。楽でいいです。、これまでパソコンに写真を入れてからやってたので面倒でついやらずに終わってたけれど、これでまめに更新できるかな?

 

信州須坂 大人の社会見学

2023/10/7土曜日、連休初日。お天気晴れでした。

乗り鉄の主人、刑務所にちょっと興味津々の私のためのようなイベントが須坂であって、参加してきました。参加費3800円/人は現地徴収でした。

イベントの中身は、まず、長野電鉄須坂駅で、元日比谷線車両である3000系を使って、

車掌体験・駅員体験・運転席に座る体験。

鍵をささないと、ドア開閉はできません!ここも安全のためですね。
日比谷線時代には、半自動はありませんでしたが、長野は寒いので冬は各ドアに追加で付けられたボタンで開閉するように半自動モードを使います。

車掌体験は、安全確認してからドアを開けて閉める。ちょっと捻って棒を押し上げると開く、というのは、ちょっと捻ることでぶつかったくらいで誤ってドアが開かないようにしてるということ。

閉めるのは押し込むだけなんだけど。

あとは、マイクの横のボタンを押しながら、アナウンス。何を言ってもよかったのですが、私は主人のドア開閉に合わせて、「ドア開きます」「ドア閉まります、ご注意ください」とやってみました。

切符の日時打刻は、結構固い。昔、窓口で切符買ったときはしゃしゃっと通しておられたように思うけれど。

駅員体験は、切符(硬券)を機械に通して日付を打つこと。須坂駅の入場券は、窓口で申し出れば今も硬券で入場券が買えるそうです。そういう駅は今も駅次第であるそうです。切符切りのハサミもやりました。駅によって違うんでしたねー、切り口。

さらに、車内での切符発行(メモ帳みたいな紙の綴りで、切符切りのハサミみたいなパンチで該当の場所に穴をあける)もやりました。

コスプレもできました!かわいいブレザーと帽子でした。

運転席は、さすがにホーンを鳴らすぐらいしか触らせてはもらえませんでしたが、マスコンやら、圧力計やら、プロの方から説明していただき感激しました。

すごいなと思ったのは、マスコンは常時左手で押し付けておかないと、3秒以上浮くとデッドマン(運転手に何か異常が発生)と判断されて、緊急停止になる、ということ。とにかく、安全に安全に、と仕組みづけられているのがよくわかりました。

この見学、社会科見学なので、とにかく質問OK。元運転士・車掌さんの方に、何が一番大変か、とか、ひっきりなしに時間いっぱい質問が出ていました。

長野刑務所では、矯正展をやっていました。

さて、この後、駅の北側にすぐある刑務所に。こんなところに刑務所があったとは、知りませんでした。須坂で遊ぶ蔵エリアは南側が中心だから、来たことがなかったです。

刑務所では、ちょうど矯正展というお祭をしていました。地域の方の理解を進めようという趣旨かと思います。門をくぐると写真禁止です。スマホの電源も切りました。

お祭りでも並べば内部の見学ができるのですが、我々はそれとは別に、30数名という少人数で案内していただきました。建物の内外がとても清潔でチリ1つなく、あまり感じないけれどカメラで常に逃亡を監視し、外部との門も2重で、同時に2つが開くことはないです。一日の食事3食が展示されていましたが、健康的な野菜の煮物中心なおかずと、麦3割のごはんで、ここにいたら、健康に痩せそうです。実際、被害者やその家族のためにも、刑を最後まで受けてもらうために死なれたら困るわけで、そのためなんでしょう。逃げられない、死なれない、火事を起こさない、は基本らしいです。火事は、消防車であってもすんなりとは入れられない事情があるので、絶対だめだそうです。

見学の後、監獄めしを仕出し屋さんが模して作ってくれたお弁当を食べました。写真は撮れなかったです。もちろん3割麦飯、野菜の煮物、ごまあえ、チキンカツ、という質素なものね。出発まで、各地の刑務所で作られているグッズを購入。

そばがら枕が長野刑務所の名産の1つらしいです。お蕎麦の信州ならでは。

手提げ、横浜刑務所500円。一筆箋、府中刑務所200円、封筒、三重刑務所100円、長野監獄メモ帳、金沢刑務所100円、座布団、長野刑務所、1200円だったかな?それくらいだったと思います。

なかなかデザインが昔っぽくレトロなものが多いような。木の椅子とかはよさそうですが、この日は重たいものは無理ってことで。靴とか、デザインは年配向け中心でしたが、質は良さそうでした。革製品はしかし、お値段もやっぱり高い。何か買って応援したかったのですが。

 

この後、蔵のまちをボランティアさんが神社や川(用水路)の説明をしてくれるのを聞きながらぶらぶら歩き、養蚕などで須坂を栄えさせた方の家(今は、須坂市に寄贈されている)を見学し、伝統工芸(組子細工)を体験しました。

墨坂神社。須坂の地名の由来かも?とのこと。外から見ただけですが、立派な神社でした。参道が、メインの道路でぶっちぎられていました。奈良の平城宮近鉄線を思い出しました。

田切家住宅の庭は、椿の木や、たらようの木(はがきの由来)があり、庭の中には水路があって水車小屋も。

私と主人が作った麻の葉コースター。檜です。キットをはめていくだけなので、誰が作っても上手にできる!でもよい出来栄えです。

ここの見学の後、観光交流センター「くらっと」まで歩いていき、解散でした。

途中、笠鉾(祇園祭で使う)を展示しているホールにも立ち寄りました。

京都だけでなく、あちこちで祇園祭ってあるのですね。長野市でもやっていました。

笠鉾。

くらっと。ここでおやつを買って、食べながら帰りました。

解散は15時頃だったかな。

結構、一日たっぷり社会科見学。楽しかったです!

 

小川村

北海道にいた時に、近くの鶴居村も「日本で一番美しい村」という看板を出していましたが、今日訪れた小川村にも同じフレーズの看板が出ていました。一番美しいと言われている村のひとつ、ということなんでしょうに。

 

昨日は長野は「びんずる祭」というお祭りでした。夕方から、企業や学校やグループを単位に連を作り、連ごとに揃いの衣装を着てシンプルなびんずる踊りを踊りながら練り歩く、というもの。昨日も暑かったけれど、ちょうどお祭りの始まる時間に激しい雷雨となり、見に行くのをやめちゃおうかと思ったりしました。が、弱くなったので出かけてみました。主人が踊っていたのを見て、帰ってきました。

 

というわけで、今日は主人が疲れているので遊ぶのは止めよう、と思ったのですが、家にいるのも退屈だ、ということで、長野市に隣接している小川村へドライブに連れて行ってもらいました。暑いので、歩くのはなし。

 

北アルプスの山々が見渡せるスポットがいくつかあったのですが、こんなに晴れているのに積乱雲。というわけで遠くの北アルプスは見えないのでした。

別のところから撮った北アルプス方面。展望台がいくつかあるのです。

春に、長野の家の近くからでもこれらの山々が見えるところがあって、雪がのこっているのだなー、と思っていましたが、まだ残っているところもあるようでした。それが一番驚いた。そして、5月くらいだと、アルプスの少女ハイジの顔や、武田の家紋などに、その残雪が見える、ということが案内板に書いてあって、面白いと思いました。見てみたいね!お天気がよくないといけないけれど、春ならばこんなに雲はでないのかもしれません。

下のほうに書いてありました。

小川村情報は、長野駅の観光案内には何もパンフレットがなく、道の駅でゲットしました。それを見て、県宝の三重塔を持つ高山寺と、小川の庄おやき村というおやき屋に行くことに。

 

この高山寺、なかなかのお寺でした。

これが仁王門。仁王は行基によるものと伝わっていると知り、まずびっくり。

 

行基が彫ったと伝わる仁王像が、普通に仁王門にありました。

別のお寺のものとして作られた仁王だということですが、こんなにきれいに保てているなんてすごい(本当ならば)。

このお寺、言い伝えによれば、坂上田村麻呂が戦勝祈願のために、弘法大師作と伝わる聖観音菩薩を安置して作ったお寺だそうです。坂上田村麻呂とか弘法大師とか、有名人!

観音堂。8/10には、聖観音が御開帳だそうです。

三重塔は、もともとのものは源頼朝の寄進だとか。今の塔は、江戸時代のものだそうですが、それでも十分、素敵です。県宝って、最近時々聞く言葉ですが、前からありましたか?

奥の建物が、三重塔。右の鐘楼で鐘も撞かせていただきました。

この後、本州のへそ、つまり重心にも行きました(ここ以外にもあるらしい。計算方法がいろいろあるのかな)。

北海道のへそは、お蕎麦で有名な新得にあって、新得駅前にはモニュメントがありました。ここにも何かあるらしい。

へそ、標高を考えない計算だと、ここになるらしい。2枚目の写真がへその目印。まったく目立たない!

お昼を食べに、おやき村へ。ここのおやきは、実はあちこちで食べられます。

やり手ですね。

趣のある店構えです。縄文竪穴式住居に似せて、おやきのコーナーがあります。

おやきは、いろりで焼いてくれます。今日の中身は、あんこ、野沢菜、ナス(味噌であえてあった)でした。3つすべてを頼みました。お味噌汁はサービスでいただきました。

固めの皮で歯ごたえがあります。私には少し固かった。中身はとてもおいしかったです。おやきは、蒸している店もあるし、具に凝るところもあるし、さまざまです。

 

帰りに、やっぱり暑くなってきたので、中条の道の駅でアイス休憩。

主人はシャインマスカット、私はミルクとシャインマスカットのミックス。

爽やかな味でした。おいし~い。シャインマスカットのは初めて。

このあたり、あまり温泉がないのが難点です。

それで、松代のほうまで温泉に入りに行きました。初めてのところで、「コトリの湯」というところ

かわいい看板です。

ここはお風呂がゆったり広いし、露天風呂もぬるめでよかったです。

何より、休憩スペースにいろんなジャンルの本が多数あり、お風呂上りはのんびり本を読んで休憩できることがよかったです。

 

今日の歩数は全然だめで、8千歩くらいでした。暑かったので歩かない、というつもりだったので、これは仕方ないです。行ったことがないところにまた行けたので、よかったです。

 

 

 

軽井沢にいきました、というか、「ろくもん」に乗りました

先週末は、しなの鉄道の「ろくもん」に乗車しました。

しなの鉄道の窓口で、受付をしてから改札に入ります。

いつものお出かけより遅い時間のスタートですが、しかたない。乗ることが旅!

三号車に乗車しました。

車内は木で落ち着きます。障子のスライド扉で仕切られていて個室ですが、ほぼ開けっ放し。車内は車内販売の展示があったり楽しいです。お昼ごはんやパンフレットはすでに乗車時にセットされていました。


たった3両、席数もとても少なく、お食事とウエルカムドリンクつき、途中、少し長めに停まる駅では写真を撮ってもらったり、駅前に少し降りたり、と、なんとも贅沢な電車の旅でした。

千曲川です、シャッターチャンスです!と言われて撮りましたが、うまく撮れませんでした。

ビール、写真ないけど日本酒は追加しました。最後の写真は、最後のほうじ茶です。軽井沢に着くまで、いろいろやってくださいました。

車内にはフォトスポットが。帽子のサイズもいろいろ。

小諸駅では、駅前の停車場ガーデンを散策できます。明治時代の煉瓦倉庫は、ランプの油の保管庫だったそうです。懐古園の門まで行きましたが、時間的にここが限界か。

軽井沢駅についたら専用ラウンジがあって、そこでコーヒーかリンゴジュースを飲める、というサービスもあって、ほんと素晴らしい。

専用ラウンジ。なぜか他のお客さんが一人も来なかった!みんな忙しいのね。ろくもんの車両についての説明パネルもありました。

鉄道好きの主人が手配してくれました。自分ではこういうのはなかなか乗ろうとは思わないから、余計によいです。軽井沢ではペンションに泊まりました。古いペンションでしたがとてもきれいに掃除されていて、居心地も良かったです。お食事も、遅いランチをあんなにたっぷり食べたのに、フルコースを残さず食べてしまった。。。

夕ご飯。オニオンスープも、サーモンのマスタードマヨ焼きも、ビーフシチュー(柔らかい!)も堪能し、最後にピーチアイスもペロリ。

朝も、あさりの入ったクリームスープに、とてもボリューミーなソーセージ、パンを食べておなか一杯。

電車で行く軽井沢といえばきっと、旧軽井沢とかをサイクリングなのでしょうが、人混みが苦手になりつつある我々は、野鳥の森に行きました。釧路に転居して野鳥に興味を持った頃、高校時代の友人が面白いからと勧めてくれたのが、ここの野鳥の森のセンターが作った本で、そのとき入手してよく読んでました。なので行きたかったのです。

しかし、野鳥を見つけるには本当に木が茂りすぎ。キツツキがつつく音が近くでしているのに、見つからないし。たくさんの小鳥たちがとびかってるけれど、じっくり視野に入れる前に葉や枝に隠れてしまうし。それでも数枚の写真が撮れたのはよかった!でもキビタキ、見てみたかった。(主人は朝の散歩で見たという。)

淡い色の花や白い色の花が涼しげでいい!

浅間山かな?見えないけど。

歩いていて辛くない、川沿いの道でした。

アカゲラ

コゲラ

これもコゲラかな。

ホオジロ

コサメビタキ

せせらぎの音を聞きながら花が咲く小道を歩き、森林浴してとっても良い気持ちになりました。

さすがに歩き回って汗もかいたので、お風呂に入って帰りました。森の隣は星野温トンボの湯。何て良いロケーションなのでしょう!

星野温泉。源泉かけ流しのトンボの湯。中の写真はもちろんないのですが、中の大きな浴槽の前のガラス窓は開けっ放しで、外の池がすぐそばなのでした。そして、風鈴も飾られて涼しげでした。露天もあり、広々としたお風呂は源泉かけ流し。お肌ツルツルに一瞬なりました(すぐもとに戻った)。

春にも来てみたいなあ。

 

 

今日は上田へ

3連休最終日は、上田へ電車の旅です。

長野駅から篠ノ井駅まではJR信越線、篠ノ井駅から上田駅までは しなの鉄道です。乗り入れているので、乗っていればそのままJRからしなの鉄道になります(もともと信越線だし)。

きれいですが、結構古いタイプの車両でした。東海道線で乗ったことがあるような気がする。

車両は、懐かしい東海道線みたいなやつでした。でも、ドアは駅によってはちょろっとだけ開いて、あとは手でぐっと開けるものでした。JR奈良線はボタンを押せば自動で開くものでしたが、それとも違う。。これは初めてでした。

 

さて、上田ですが、行先は上田城です。といっても、残っているのは門と櫓だけだけど。

門は東虎口櫓門。この左右に南櫓と北櫓があります(北は写真に写ってない)

左側に写っているのが真田石と呼ばれている大きな石。石は、近くの太郎山のものだそうです。

 

この門をくぐったところに真田神社が作られていますが、これは徳川の攻撃を2回も撃退した「不落城」にあやかって、受験生に人気な神社だそうです。

手水場は、お花で飾れていてとてもきれい。不落ということで、絵馬がたくさんです。トンネルのようにくぐりながら見せてもらえます。拝殿は、鈴を鳴らすのに綱を触るのはコロナの頃に辞めたようで、賽銭箱の上にあるスイッチをタッチして鳴らします!風鈴のトンネルもあって涼しげでした。


面白いのは、願い玉。800円納めて願い玉をいただいて、名前とか願い事を書いて、神殿(入れない)の横の穴を入れると、神殿を通って別の穴に帰ってくる、という仕組み。一応、願い事を書いてやってみました。

これ、願い玉。ペンは貸してくれます。

あとは、櫓の中に入り、櫓の作りをみたり、ボランティアさんに説明してもらったり。勉強になりました。

上田城は、真田昌幸NHK真田丸では草刈正雄)が築城したそうですが、そのときは石垣ではなくて土塁だけだったみたいです。関ヶ原で昌幸と信繁(堺雅人)が西軍について負けてしまったから、東軍についた信之(大泉洋)に上田城は与えられるのだけれど、上田城攻めを二度失敗した徳川に遠慮して、信之は城ではなく、近くに居館を作ってそこで藩を治めました。その場所が、今は県立上田高校になっています。

お城は、信之が松代藩に異動してから上田城に入った仙石氏が石垣を含めて整えたようです。石垣には大きな石も入っていました。真田石と書いてあったけれど、真田は関係ないそうで。

城址公園には博物館もあり、上田城主(真田、仙石、松平)の甲冑や刀や、手紙など、いろいろ飾られていました。また、いまどきな映像も作られていて、それも見られました。なんでも動画で見るとわかりやすくて助かります。日本史、高校まで学んだのですが、全然知識として生きてなくて、情けなし。

狭間から矢を放ちます。窓は、棒や鉄砲で持ち上げて開きます。門の上では、通ろうとした敵に石で攻撃するための穴もあります。金箔が付いた瓦も見つかっているそうで、秀吉の影響のようです。なので、しゃちほこに金を施したものを復元したい!という動きもあるそうです。

今日はとても暑かったのですが、それでも、信之の居館跡である上田高校の前まで行きました。

道の途中には、真田や真田十勇士の説明板や人形があって、盛り上げてます。

信之の居館跡は、堀も残ってるし、土塁も残っているし、なかなかな文化財でした。高校なので、中には入れませんが。

こんな感じの高校、かっこいいですよね。でも学生は嫌かもね。門が狭い。

ここをみてから、旧北国街道の昔ながらの町並みが残る柳町へ。格子造りの窓もかっこいいです。酒屋さんに行きましたが、試飲はできず。でも飲みたかったのでクラフトビールを買って表で飲みました。暑かったのでビールは軽く飲めちゃいました。

水かけ地蔵さんにお水をかけ、水琴窟できれいな音を聞きます。通りのあちこちに蓮の鉢が置かれていて素敵でした。我々はクラフトビールを頂きました。

酒屋さん、素敵なところでした。有料でいいから試飲やってくれたらいいのになー。重たいから買って帰るのは嫌なんだよね。

お昼は、お蕎麦がいいのかなとも思いましたが、おなかが空いてしまったので手前のほうにあったお店に入り、卵とじのかつ丼を食べました。この辺でかつ丼というとソースカツ丼のほうが当たり前っぽいので、卵とじって書いてあるのだと思いました。おいしかったです。

お昼は森文というお店でお昼。

また、この町には「保命水」というのがありました。井戸かと思ったら、上田初の水道だそうです。今の暑さ、保命水っていうのがとてもしっくりきます。

保命水の水場。そして近くにあった飾り?にはネズミのお相撲さんが。あちこちにあって、多分十二支のお相撲さんです。

この後、常田館製糸場という、明治時代創業の製糸工場(今は別の事業をやっておられる)を見に行きました。

茶色い建物が、県内で一番古い鉄筋の建物です。桑の木は、上皇さまと上皇后さまが干渉された桑の木が、とっても緑で艶々でした。猫の耳のついた瓦は、蚕の繭や蛹をかじるネズミを駆逐する猫を大事にすることの現れだそうです。繭の保管庫は、大事なものを保管するので扉は4重!昭和初期のエレベータもあって、大事な産業だったとよくわかります。

明治から大正にかけて作られた鉄筋コンクリートの建物は、県内で一番古いとか。上皇后さまとその前の皇后さまはこちらの製糸工場に来られているし、今、皇后さまが育てておられる繭は、ここゆかりの蚕らしいです。

昭和初期のエレベータもあったし、なかなか当時は先端だったみたいです。我々が見学できたのは繭の倉庫と選別所のみでしたが、繰糸場もありました。また操業していたときは、鉄道も引き込み線が来ていたとのこと。一大産業だったのです。

 

しかし今日は暑かった!

暑さのあまり、長野駅でソフトクリーム食べようと思ったのですが、あてにしていたところがソフトクリームをやめていたし、他の店も混んでて断念。コンビニでソフトクリームに似たアイスを買って、食べながら帰ってきました。お行儀悪くてすみません。

 

 

今日は飯綱高原に。

昨日は高速バスで新宿へ行き、友だちとランチしてお茶し、夕方のバスで戻ってきました。弾丸東京行きも、ランチくらいなら日帰りできる!と自信を深めました(何の役にも立ちませんが)。

今朝はすっきり起きれたので、飯縄高原に連れて行ってもらいました。長野市内です。長野市中心部から13キロくらいかと思いますが、かなり上るので、飯綱高原での散歩は快適でした。

キャンプ場があるので、このよい天気の連休でかなりの人出でしたが、我々のようにひたすら歩く人はあまりいません。

大座法師池はかなり大きな池で、スワンの足漕ぎボートも出ていました。涼しげなノリウツギの花や、ミソハギの紫色の花、ひょうたんぼくの赤い2つ連なった実(だから瓢箪なんですね)が、かわいかったです。

気持ちよい散歩道。白い花が涼しげでした。赤い実はかわいい。

池一周の最後のほうに、池をワイヤーと滑車で横断するようなすごいアドベンチャーコースがあって、でも、体にハーネスをつけたり大変そうだしとても怖そうでした。主人は横断してみたいようでしたが、それ以外のアクティビティ(空中散歩的な)は嫌だ、ということで、結局我々はやりませんでしたが、大人にはすごい人気でした。もう久しく、アスレチック的なことはやっていないなあと思いました。

鳥は、すごくたくさんいました。が、みえないー。

かろうじてこれだけ、写真に撮りました。

カケスは何羽かいたようでした。大きいから見つかるのですが、遠いし、枝に隠れて難しいです。

ひさびさのアカゲラ。これも遠かった。。

これ、たぶんキツツキの子供だと思うのですが、どうでしょう。


この後、大谷地湿地というところにいきましたが、ヨシキリの声が聞こえるけれど姿は見えず。花は何も咲いていないようでした。短いコースでちょっとがっかり。

行く途中に「動物注意」。久しぶり、狸は初めてかな。これまでみたのは、鹿、牛、リス。2枚目の看板だけれど、ここは妙高戸隠連山国立公園の中にあるのですね。3枚目は、湿地というより草原な様子を見せたくて。

この後、車で少し移動して、「一の鳥居苑地」へ。何の一の鳥居か。戸隠神社です。まだまだ中社までは遠いのにね。この一の鳥居は1790年頃に長く壊れないように石で作られたのですが(それまでは木だった)、江戸末期の善光寺地震で倒壊してしまいました。それが今も、残っていました。その後はまた木になったのですが、1985年に老朽化で撤去したとか。

ここは広場になっていて、その周りを歩ける、ということだったのですが、道がまったくわからず、広場をぐるっと回ってきました。

一の鳥居、と書いてあっても、さっぱりわからない。道案内看板が必要よ!2枚目の写真の、地面に置かれた石が元の鳥居です。

ここをぐるっと回るときも、鳥はたくさん鳴いていましたが、写真は1枚。

ホオジロでした。

花はいろいろ。

ヨツバヒヨドリ

ヤマブキショウマ

ハナショウブ

ノコギリソウ

ききょう

オオバギボウシ。この花はとても多く咲いていました。

ウツボグサ

白とか青の花は涼しげでいいです、本当に。

なんとか1万歩くらいになったので、これで終わり。

お風呂(温泉ではなくて残念だったけれど、山麓の清水を沸かしてた)に入って帰りました。

帰りに、近所の麺屋こころで台湾まぜそばを初めて頂きました。チーズを入れてもらったのですが、とてもおいしかったです。

さて、明日は連休最後だけれど、何しましょうかね。

祇園祭@長野

長野の善光寺の近くに弥栄(やさか)神社がありますが、源頼朝が1196年、信濃視察のときに夏の疫病に苦しむ民衆を救おうと、京都の八坂神社にもお祀りされてるスサノオノミコトをお招きして祈ったのが起源とか。

京都と同じように全国各地で祇園祭が行われてるそうで、前に住んでた奈良でも東大寺の転害門の近くにあった八坂神社で行われていたようです(結局みたことなかったですが、小さい神社だったのでお祭りがあること自体驚きでした)。長野のはどんな感じかな?と行ってみました。

昨夜は宵山で、町ごと(といっても、3つくらいかな?)の屋台が飾られて、その上で長唄に合わせて日本舞踊が披露されるのを眺めました。普段、人の多い善光寺の参道あたりなのですが、夕方だとこんなに人が少ない?しかもお祭りなのに??

屋台は、小布施や鬼無里と同じ、無着色の彫刻の美しいものでした。だいたい、江戸時代の末期に作られたもののようですが、中には最近作られたのもあるらしいです。龍とか、鷹とか、スサノオ?とか、なかなか凝っていて素敵でした。

西後町の屋台。凝ってます!

元善町の屋台では、手習子という舞踊と長唄寺子屋帰りの女の子が日傘や手習い草子を持って道草し、ちょうちょを追ったりしてました。

宵山を見た帰りには、クラフトビール屋さんで飲んできました。

サザンの歌にひっかけた名前が多いお店でした。お蕎麦やリンゴの味のするビールが面白くおいしかった!

今日はお祭り本番で、まず先乗りという、神の代理に選ばれた、穢れのない男の子が馬に乗って各町の屋台が行く前に、ルートを回ります。純真な稚児に神が乗り移って夏の疫を祓ってくれるということです。

暑いのに、午前と午後の2回、善光寺の参道を一巡してくれます。途中、休憩もしてました。男の子、10歳です。

善光寺までは緩いですがずっと上り坂です。屋台は人力で引くので、皆様大変。乗っている舞踊を奉納される方々も、大変辛かろう。きれいだけど。

このまま善光寺の山門まで行って、山門に善光寺のお坊さんたちがいて、その前で踊りや長唄を奉納されます。私たちが見た時は藤娘が奉納されていました。

山門の前です。

善光寺を逸れたところに弥栄神社がありますが、その近くで権堂町の勢獅子の屋台が、お店の厄を祓うべく、暴れていました。要は獅子舞と一緒。

中には小さい子(小学生くらい?)がたくさん入っていて、歩いているときは飛び跳ねたりして獅子は躍動していました。お店の中で獅子の口をガッと開いたりしてたみたいです。お店の前でもやってくれました。かわいい!

昨日も今日も雨の予報でしたが、昨夜と今朝は降ったりしましたが、今日我々が歩いていたときはとても暑かったです。雨傘しか持って出なかったので、また日焼けしたなあ。

そしてあまりに暑かったので、寄り道2か所。

1か所めは偶然見つけた、酒蔵。試飲できるというので入りました。「よしのや」という酒蔵で、今は犀川のほうへ移転したそうで、跡地で試飲とか、移転前の施設の見学とかさせてくれました。

これらのほぼすべてを頂きました。

お米が35%の大きさになるまで削っている大吟醸はもう、水のようにすーっと飲めちゃう。釧路の福司でもあった、にごりの天然スパークリングとかもよかったし、ほんのり梅色の梅酒もおいしかったし、レモンサワー(日本酒だよ)もとてもおいしく、甘酒も吟醸なのでもうとてもおいしくて、重たいのにいろいろ買いました。醤油もろみとか、お味噌とかもあります。醤油もろみだけ買いました。

毎日やっているそうだから、きっとまた行きます。

2か所めは、駅ビルの桜井甘精堂の甘味幾右衛門。ずっと気になっていた、栗モンブランソフトを頂きました。主人はパフェ。

左が私が食べた栗モンブランソフト。栗ソフトにモンブランが巻かれてます。

栗ソフトは3か所めだと思うのですが、一番栗の味がしました。モンブランはなくてもよかったかな。

今日の歩数は1万6千歩くらいです。食べすぎだねー。