小川村
北海道にいた時に、近くの鶴居村も「日本で一番美しい村」という看板を出していましたが、今日訪れた小川村にも同じフレーズの看板が出ていました。一番美しいと言われている村のひとつ、ということなんでしょうに。
昨日は長野は「びんずる祭」というお祭りでした。夕方から、企業や学校やグループを単位に連を作り、連ごとに揃いの衣装を着てシンプルなびんずる踊りを踊りながら練り歩く、というもの。昨日も暑かったけれど、ちょうどお祭りの始まる時間に激しい雷雨となり、見に行くのをやめちゃおうかと思ったりしました。が、弱くなったので出かけてみました。主人が踊っていたのを見て、帰ってきました。
というわけで、今日は主人が疲れているので遊ぶのは止めよう、と思ったのですが、家にいるのも退屈だ、ということで、長野市に隣接している小川村へドライブに連れて行ってもらいました。暑いので、歩くのはなし。
北アルプスの山々が見渡せるスポットがいくつかあったのですが、こんなに晴れているのに積乱雲。というわけで遠くの北アルプスは見えないのでした。
春に、長野の家の近くからでもこれらの山々が見えるところがあって、雪がのこっているのだなー、と思っていましたが、まだ残っているところもあるようでした。それが一番驚いた。そして、5月くらいだと、アルプスの少女ハイジの顔や、武田の家紋などに、その残雪が見える、ということが案内板に書いてあって、面白いと思いました。見てみたいね!お天気がよくないといけないけれど、春ならばこんなに雲はでないのかもしれません。
小川村情報は、長野駅の観光案内には何もパンフレットがなく、道の駅でゲットしました。それを見て、県宝の三重塔を持つ高山寺と、小川の庄おやき村というおやき屋に行くことに。
この高山寺、なかなかのお寺でした。
行基が彫ったと伝わる仁王像が、普通に仁王門にありました。
このお寺、言い伝えによれば、坂上田村麻呂が戦勝祈願のために、弘法大師作と伝わる聖観音菩薩を安置して作ったお寺だそうです。坂上田村麻呂とか弘法大師とか、有名人!
三重塔は、もともとのものは源頼朝の寄進だとか。今の塔は、江戸時代のものだそうですが、それでも十分、素敵です。県宝って、最近時々聞く言葉ですが、前からありましたか?
この後、本州のへそ、つまり重心にも行きました(ここ以外にもあるらしい。計算方法がいろいろあるのかな)。
北海道のへそは、お蕎麦で有名な新得にあって、新得駅前にはモニュメントがありました。ここにも何かあるらしい。
お昼を食べに、おやき村へ。ここのおやきは、実はあちこちで食べられます。
やり手ですね。
おやきは、いろりで焼いてくれます。今日の中身は、あんこ、野沢菜、ナス(味噌であえてあった)でした。3つすべてを頼みました。お味噌汁はサービスでいただきました。
固めの皮で歯ごたえがあります。私には少し固かった。中身はとてもおいしかったです。おやきは、蒸している店もあるし、具に凝るところもあるし、さまざまです。
帰りに、やっぱり暑くなってきたので、中条の道の駅でアイス休憩。
主人はシャインマスカット、私はミルクとシャインマスカットのミックス。
このあたり、あまり温泉がないのが難点です。
それで、松代のほうまで温泉に入りに行きました。初めてのところで、「コトリの湯」というところ
ここはお風呂がゆったり広いし、露天風呂もぬるめでよかったです。
何より、休憩スペースにいろんなジャンルの本が多数あり、お風呂上りはのんびり本を読んで休憩できることがよかったです。
今日の歩数は全然だめで、8千歩くらいでした。暑かったので歩かない、というつもりだったので、これは仕方ないです。行ったことがないところにまた行けたので、よかったです。