この間行けなかった小布施に

先日電車で小布施に行きましたが、お酒飲んだりランチをいただいたりしてる間に時間切れになりました。

なので、今日は車で連れていってもらいました。北斎が描いた天井画のある岩松院に行きたかったのです。

長野の紫陽花は、今やっと咲き始め。フレッシュです!

岩松院の仁王門の仁王は、何だかかわいい。

行ってみたら、天井画の他にも見どころが。

福島正則の廟があったり、本堂にはその手紙とか食器とか、酒の飲み比べで勝って得た槍(写真だったけど)とか、服?とか。

奥に見えるのが、福島正則の霊廟です。

小林一茶のあの「痩せ蛙」の池!

痩せ蛙 負けるな一茶 これにあり」の碑と、蛙合戦の池。

一茶の病弱な長男を想って詠んだらしいです。池はコウホネ?の葉に覆われてましたが、よーく見ると黄色の花が咲いていてかわいらしい。

河骨(こうほね)だと思います。

あちこちに、蛙の置物があってかわいいです。実物は4月にたくさんいるようですが、いまはいませんでした(よかった)!

本堂は土人形や彫刻や書など、お宝満載でしたが、撮影禁止。

なんと言っても、天井画。八方睨みの鳳凰で、五葉の松、月桂樹の葉芭蕉の葉に隠れてるのか、体と一体化しているのか。岩絵の具と金箔(44枚も)を使って、畳21枚分の大きさ。それを檜の板12枚に描いたとのこと。江戸時代の終わりごろの作品ですが、描かれてから一度も塗り直ししていないのにこの鮮やかさ。顔料のおかげですね。さぞお高いコストだったのでしょうねー。誰が払ったのか?高井鴻山です。小布施の豪商の四男で、江戸で遊学中に顔料の店で北斎と知り合い、小布施滞在時の北斎のアトリエや生活の場、顔料を負担したそうです。

パンフレットの写真です(本堂内は撮影不可)

どこから見ても、この鳳凰に見られてる感があります。

ご朱印はいろいろな種類がありましたが、これにしました。

一茶の句、というのもありましたが、一つ選ぶならやっぱりこれかな?

このお寺の後、浄光寺に行きました。

浄光寺の仁王門。こちらの仁王様は、違和感ないです。

雨の日は、石の階段が辛いですが、一応、本堂まで行ってみました。

このお堂の中に、薬師如来が。薬師如来の下に月光・月光菩薩がおられて、この3体を12神将が囲んで守っている様子の像、という珍しいスタイルなのに、中が暗くてよく見えない!

このお寺、ちょっと変わっていて、スラックラインができます。

何本も、高さを変えてテープ?が張られていました。

利き足で立って5秒待てれば、10級、というのでやってみました。できました。10級ね、私。

小布施で行きたかったところのひとつに、フローラルガーデンというのがあるのですが、今日のような雨の日はだめだよね、と思いましたが、ちょうど通りがかったので入りました。

りんごの実がもう付いていました。雨で足元は確かに悪いのですが、花はバラを中心にいろいろ咲いていました。ユリも6月くらいの花ですよね。

ここには売店やレストランもありました。レストランでお昼を、と思いましたが、ウェイティングの方々が多かったので断念しました。栗ジェラートだけいただいて、あとは佐藤錦のサクランボとかを買いました。小布施も牛乳のおいしいところなので、これはおいしかった。善光寺の門前の栗ソフトクリームよりも私は好き。

それから、温泉(あけびの湯)と道の駅に行き、お風呂とお昼ご飯とお土産購入。写真は撮り忘れました。

道路沿いは、果物(林檎、葡萄)畑と、栗林。栗の花が満開で、すごい匂い。

お土産はこんな感じ。

リンゴジュースのように見えて、リンゴリキュール。おいしそうです。あとは林檎のお菓子とか。

雨降りで「ちぇっ」と思ったけれど、意外に楽しく過ごせました。