鬼無里って何と読む?
「きなさ」です。長野市にある地区の名前です。長野の中心部から20キロくらいかな?昨日、連れて行ってもらいました。
鬼無里には、鬼に関わる伝説が。
京にいた美女「紅葉」が、源基経の寵愛を受けたことからこの地に追放となりました。紅葉は土地の盗賊たちを操り、盗賊頭=「鬼」のようになっていくのだけれど、それが都に伝わって討伐され、鬼は里からいなくなった、という話。
こもう一つは、天武天皇が新しい都を作る候補としてこの地を考え、家来をここに派遣したところ、住んでいた鬼たちが、都なんて作られたらのんびり暮らせなくなる!と、この地のど真ん中に一夜で山を作ってしまった。天武天皇が怒って鬼を追放。鬼のいない里になった、という話。
・・・ま、とにかく、鬼無里。
まずはふるさと資料館で学習です。ここの見どころは、祭屋台(山車)です。江戸の終り頃の宮大工、北村喜代松さんが作った、木製の、彫刻の見事な屋台は、小布施のカラフルな北斎の屋台とはまた違って、驚きでした。
全然知らないで訪れたので、びっくり。案内もここまでは担当の方がしてくださるという丁寧ぶりにもびっくり。
結構広い館内で、ゆっくりみてたら1時間半もかかってしまった。。。外に出てみたら、11時過ぎで暑い!
ソフトクリームを食べながらこの後いくところを地図を見て検討しました。
最初に行ったのは、先ほどの伝説の紅葉のお墓や、紅葉伝説に魅かれて川端康成が訪れたという文学碑のある松巖寺。
このお寺の近くに、鬼無里神社もあります。
ここまできてお昼になったので、旅の駅にてお昼ごはん。
ここに来る途中に、裾花ダムがありました。なので、ダムカレー。私は手前の裾花ダムカレー、奥の主人のはさらに上流にある奥裾花ダムカレー。
そもそも、10割そばのお店なので、10割そばも付いてました。おなかいっぱい。おいしかったです。
この後、散歩をしました。地図はあちこちで配布していますが、なかなか立派なのです。わかりやすいし、絵もかわいい。
この辺では、おやきというのがとてもメジャーで、スーパーでも売られています。
いろは堂のおやきは、東京の立川駅ビルでも売ってるらしいし、あちこちであるから、ご存じの方もおられるかも。
ここまでで15時くらいになりました。1万歩を超えて満足。
帰りに温泉「森林囃子(もくもくばやし)」に寄りました。410円というのは安い!シャンプーもボディーソープもあったし。きれいでよかったけれど、露天風呂はありませんでした。このあたりは温泉がなぜか少ないのですが、空いてました。汗が流せてすっきり。
さらに帰りに、裾花ダムに寄りました。ダムカードゲット!
来年の春は、奥裾花まで行きたいなあ。鬼無里からさらに25キロくらい行かないといけないのですが。植物公園があるそうで、ミズバショウがたくさん咲くそうです。バスでもいけるというので、絶対行こうと思います。