花咲線の旅、根室へ。
曇りの天気でしたが、やっぱりどこかへ出かけようということになり、以前から(主人が)気になっていたJR根室本線(釧路ー根室は花咲線と言われています)に乗ることにしました。約3時間かけて、120キロくらいの旅。
これまで、車で厚岸とか霧多布に出かけたときに、ちらちらと線路を見ていましたが、列車の車窓から見る景色は、あまりに近い(湿原や川、海に)のでちょっと心配。しょっちゅう、警笛が慣らされて減速していたのも、たぶん動物対策でしょう。私も鹿に3回気づきました。
まず、今日の行きの列車。
途中の駅はたいてい無人だと思いますが、古い列車をそのまま使っていたり、さまざまでした。
乗った列車は、景色のいいところは減速運転してくれるものだったので、素敵な景色をご紹介。
根室駅が終点ですが、そのひとつ前の駅が実際には日本の東の端の駅だそうです。有人駅としては、根室駅が東の端。
根室駅、寂れてます。釧路もそうだけど、駅前よりも、イオンがあるところあたりが栄えてました。
それでも、駅にはいろいろパンフレットがおいてあったりして、ここで行先を決めました。明治公園と海に行こう、お昼はすし、ということに。
明治公園、というのは、明治時代に作られた開拓使根室牧畜場の跡地利用の公園で、緑いっぱいの敷地には鳥がいっぱい。ウォーキングにぴったりの公園でした。バードウォッチング用の小屋もありました。いつものことですが、鶯や他の鳥の鳴き声はするのだけれど、姿は見えず。見えたのは1羽のみ。
そこから港に行く途中でも電線に留まる鳥を発見。
港、行ってみたけれど、何とも寂しかったので写真なし。
その近くの金刀比羅宮に、高田屋嘉平兵衛の像を見に行きました
嘉兵衛さんは、江戸後期に国内最大級の船を作って、函館を拠点にして根室にも運上屋をおいた、という碑とです。択捉や国後の航路を発見したり、漁場を開いたり、この神社を作ったり、いろいろ功績のある方です。
その後、ゆっくり歩いて、「根室花まる」という回転すしに行きました。お昼の時間は過ぎて2時頃だったのに、30分くらい待たされました。コロナ対策で、席数が減らされているのと、握る板前さんが少ないせいですね。でも、とてもおいしかった。北海道ならでは、で、道産のネタばかり。
一番おいしかったのは、毛ガニのふんどし。次は筋子の醤油漬け。
帰りの列車は、なんとルパンのラッピング。座席も、写真はないけれど特急タイプで(鈍行なのに)、良かったです。
帰りは座席のせいなのか、やっぱり疲れたのか、半分くらいは爆睡。
釧路に着いたのは19時過ぎでしたが、まだまだ明るい!夏ですねー。