美瑛・富良野旅行2日目
前の日のバイキングディナーで頑張りすぎて、おなかいっぱいのまま朝になりました。
朝ごはん前に、ホテルの裏側(山側)にある滝を見てきました。白ひげの滝、という滝。滝壺は若干青く見えます。鉱物の色でしょうね。
美瑛川に注ぎ、そのまま下流のほうにある「青い池」にもその色を出しています。
ところで、展望台になってる橋の先に300段くらいの階段がありました。覆いで覆われた立派な階段です。何かな?と思ってみてみると、クイズがところどころにあり、上がりきったところに砂防情報館があるという。8時半から開くということで、朝ごはんの前には無理なので、とりあえず戻り、今度は「青い池」に行くことに。散歩で行ってもいいのですが、時間的にかかりすぎるかもなので(3キロくらいかな?)車で行きました。
途中、不動の滝、という掲示があったので見てきました。これはこれで、なかなかの滝。
青い池は、人工的に作られた砂防施設で、十勝岳が万一噴火したときにはここに火砕流を導き、川を伝って下流に行ってしまう分をトラップする施設のひとつ。
かつては林だったわけなので、立ち枯れた木が水面からいくつも出ていて、神秘的な池になっていて、池の周りに流木などをブロックする柵などのある堤もあるのでそこを遊歩道にしてあります。よくできてます。残念ながら、少し前に雨がたくさん降ったせいで水が濁って緑でしたが、それなりにいい景色を楽しみました。
朝食でバイキングをまたまた楽しんでしまった。。。
チェックアウトしてから、これはもう、階段を行くしかない、と階段を上がって十勝岳火山砂防情報センターへ。これが結構、勉強になりました。(よくできてる!)
最初に映像のシアターで過去の噴火のこととか砂防施設の重要性などを学び、二階にあるモニターで今の十勝岳周辺の様子を見てみたり、実験模型でパチンコ玉みたいな鉄球?を火砕流に見立てて、各タイプの砂防施設で火砕流をトラップして、下のほうの地域に行く火砕流が少なくなるようにしていく模様を学んだり。
最後に、十勝岳ジオパークカードをもらいました。いい記念です。あの厳しい階段は、白金温泉の人たちが避難する避難所(情報センター)への階段なのです。たしかに幅も広く、覆いもあって、雪が降っても大丈夫。
この後、美瑛の丘を少し見に行こうと思っていましたが、ここで十勝岳の登山口の望岳台までは車で行けるということを知ったので、行ってみることに。
ここには、登山中の方がもし噴火に際してしまったときのシェルター設備もありました。シェルターの建物が観光客用のトイレや入山手続きカウンターも兼ねていました。まだ新しい設備でしたよ。
望岳台は、石がゴロゴロ。こういうのが噴火で飛んでくるのでしょうが、頭に落ちたら怪我か、死んでしまうかだなあ、と思いました。十勝岳は、常に煙を出しています。まあ、この活火山のおかげで、昨日入った温泉も出ているわけだし、大昔の噴火のおかげで美瑛の美しい丘の数々の土台もできたわけだし。望岳台には地熱を測るカメラや監視カメラも設置されていて、先ほどの砂防情報センターで監視されています。こういう「万一のため」の設備はやっぱり重要ですね。
さて、この後、美瑛の道の駅で青い池ソーダを飲んでから、美しい丘のひとつである「新栄の丘」へ。(ソーダを車で飲んでるときに、雨がザーッと。え~、今日は雨なの??と思いましたが、車で移動中に止みました。良かった)
新栄の丘からは、どこまでものびのびと、緑の丘が広がっていていい景色でした。私の美瑛のイメージはこんな感じだな。
目をつけていた「四季彩の丘」というガーデンにも行きました。ここは駐車場が満車!ちょうど空いたので入れましたが。それくらい人がたくさんでした。歩いて回るぶんには別に問題ないです。いろいろ売ってましたが、食べるのには混雑してました。
ここも、昨日のガーデン同様、とてもきれいでした。うまく作ってあるなあと思いました。丘を利用しているので、写真がきれいに撮れます。
とはいえ、坂を歩くわけなので、結構厳しいです。暑い中疲れたので、この後はやっぱり目をつけていた「サンタのひげ」デザートを食べに。メロンを二つ割にしたものの上に、メロンソフトが載っているのです。農園の店なので、食べごろメロンで柔らかで甘い!
ところで、ポケモンのマンホール蓋、ポケふたもありました。日の出公園というところです。ネット情報で「ベンチの前」と知ってはいましたが、ベンチの前に屋根のついた場所があり、そこにありました!!大事なんだね、ポケふた。
これで見たいものを見終わったので、富良野駅へ。ホテルは駅前にありました。チェックインして荷物を置いたら、駅を探検。ラベンダー色の特急がいました。
あとは、へそ祭りが有名らしく(おなかに顔をかいて、練り歩くらしい)、その人形があちこちに飾られていたので、見てみました。へそ神社までありました。面白い!
ホテルはナチュラクスホテルというところでした。お風呂が女性は3つしか洗い場がない、ということでどうなんだろう、と思いましたが、ご飯前に行ってみたら私だけでした。(翌朝5時にも行ってみたけれど、私を含めて2人。たまたまかな?)光明石が鎮めてあるらしく、温泉ではないけれど柔らかなお湯のようでツルツルになりました。
ご飯もよかった!ハンバーグディナーでしたが、ハンバーグのチーズとかワインソースとか、牛そのものもですが、地場産です。付け合わせの野菜も甘くておいしい。あの日当たりの良い丘の畑でできてるんだものね。普段の野菜とは違うよね。