初訪問☆帯広①
週末、十勝川温泉のホテル大平原に宿を取って、帯広観光をしてきました。
釧路に住んでいると、街頭放送で「♪十勝川温泉、大平原、モールのいで湯でのんびりりん、ホテルテルテル大平原♪」という宣伝ソングがしょっちゅう流れていて、まずはホテルテルテルに泊まらねばという気になります。(周りの友人に訪ねると、何それ?と言われましたが。)
釧路から帯広、というか、最初の目的地の中札内村まで、およそ150キロ。中札内村に
は花と緑とアートがある、ということになっているのですが、美術村の美術館は閉館中、ということで、六花の森と花畑牧場へ。
六花の森のオープンは10時だか10時半だった(レシートを見たら10時25分になっていたので10時かな?失念)のですが、9時過ぎについてしまい、しばらく周りをうろつきました。周りは広大な畑。これぞ十勝平野、パイロットファームと習ったそれに違いないです。茶色く見えたのは麦、白い花が咲いてる緑のものはジャガイモ、背の高い緑の畑はトウモロコシ。車の中からだとよくわかりませんでしたが、そういうことだったのか、と。あと、白い小さい花がたくさん、というのが帯広の手前でみえたけれど、それはたぶん、そばの花。
朝なので、野鳥の鳴き声もすごく聞こえましたが、いつもと同様、ほとんど見つけられません。見つけられたものをアップしておきます。
そうこうしているうちに、時間になりそうになったので、戻りました。
奥のほうに、六花亭の包み紙の原画を描かれた坂本直行さんの記念館や、山岳の絵画を集めた建物や、デッサンを集めた建物など、いろいろあります。だいたいが撮影禁止ですが、包装紙の原画(レプリカ)のところのみ、撮影不可マークがありませんでした。
ところで、十勝六花というのは、「カタクリ、シラネアオイ、エゾリュウキンカ、オオバナのエンレイソウ、ハマナシ、えぞリンドウ」ということですが、ハマナシは、私がこれまで「ハマナス」と呼んでいたものです。坂本画伯によれば、ハマナシ。その理由は実をみたら明らかで、ナスというよりは梨でしょう、ということらしいです。東北人が「し」を「す」というようなことから、ハマナス、という名前が広まったのでは?みたいなことで。
さて、散策の後は、お茶を飲んでのんびりです。ここには六花亭の工場があり、その隣に六カフェ、というのがあります。このあたりにきただけで、甘いよい香りが。
我々が頂いたのは、ポロシリパイ(豆とベーコンのトマト煮がパイに入ってる)、六カフェのマルセイサンド(つくりたて)、まじりっけなしソフトとゆきやこんこのクッキー(ソフトクリームがすごくおいしい)、マルセイのアイスサンド(味はマルセイバターサンドによく似てる)に、コーヒー。コーヒーはここのお店は有料でしたが、ポイントカードを出したら、ポイントで無料にしてくれました。作っておいてよかった、ポイントカード。
六花の森の後、歩くには遠いけれど車ならすぐの場所にある、花畑牧場に行きました。田中義剛さんの牧場です。きれいな牧場で、壁にはられていたラクレットチーズに見とれて、それをお昼ごはんにしました。
この後、廃線を訪れる第一弾、ということで、国鉄からJRになる直前に廃線となった国鉄広尾線の幸福駅へ。
私も切符持ってたよ!昔、父が買ってきてくれたんだと思いますが、記憶は定かではありません。
当然、愛国駅にも行きました。
どちらの駅も、公園として整備されていて、たくさんの方が訪れていました。
これで、私の目的(六花の森)も主人の目的(幸福駅と愛国駅)も達したので、十勝川温泉に向かいましたが、途中、暑かったので柳月の工場のあるスイ―トピアガーデンに寄りました。ソフトクリームを食べに寄ったのですが、工場見学(ガラス越しに、一部の製造工程を見られる)を見てきました。撮影は禁止でした。切り分けられた三方六をパックするところや、あんバタさんのクッキーが焼きあがって天板からはずして冷ますところを見ました。三方六のへた(切り落とし)がバケツの中にたくさん入っていました。あれを食べたい!と思いました(三方六、高いもの。)
この後、十勝川温泉にいったのですが、チェックイン予定時間よりも早く着いてしまったので、展望台まで散歩しました。駐車場はないのかと思って公園に停めてきたのですが、上がったらありました。これは結構汗をかく散歩でした。景色は良かったです。
ホテル大平原は、古いホテルですが、温泉はモール温泉(茶色っぽいぬるっとしたお湯ですが、においはなく、つるつるになります)で、お風呂場がとても広く天井も高かったので、ゆっくりできました。夕食は懐石でしたが、量が多すぎたかな。というか、食べ過ぎた一日。だけど、お肉(近所の牧場のものだろうか。合掌)もお魚も野菜も、北海道産のものだろうと思うのですが、おいしかったです。
ちなみに、翌朝はバイキングでした。バイキングは(も)食べすぎてしまいます。
続きはまた書きます。