霧たっぷり、霧多布
毎週どこかに出かけていて疲れたので、今日は出かけないつもりでしたが、朝起きたらよい天気。もったいない(ケチ根性)ので、出かけたがりの主人の誘いに乗ってドライブに連れて行ってもらいました。近場、といっても北海道はどこも遠くて、50キロくらい東の霧多布へ。
霧多布は厚岸の隣の浜中町。昆布と牧場の町です。
霧多布の手前に、涙岬・立岩、という場所があるので、立ち寄りました。名前から想像つくけれど、こんな話が。昔、錦漁が盛んな時に、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が恋に落ちたのだけれど、若者が嵐の日に厚岸から霧多布へ船で向かっていて座礁して、海に沈んでしまい、それを知った娘がこの断崖で若者の名前を呼び続けていた、ということです。この岬、見ようによっては乙女の顔に見える。。この岬の少し左側に立岩という大きな岩が見えるのですが、それが娘に向かってたどり着こうとする若者を想わせる、そうですよー。
ここまではいい天気ですが、この直後からすごい霧が出てきて、立岩を違う角度で見よう、と場所を500mほど歩いて変えてる途中に視界がなくなりました。がーん。
次に琵琶瀬木道という、霧多布湿原の木道のひとつへ。お天気よかったです。
この後、霧は大丈夫なんじゃないの?と、ルパンの石川五右衛門が立っていそうな断崖、と言われるアゼチ岬へ。
霧多布エリアは、ガッキーの映画「ハナミズキ」のロケ地だったそうです。やっぱり一度見ないといけないかな。
また霧にやられてしまったので、気をとりなおすべく、すぐそばの霧多布温泉へ。
牛も放牧されていました。
お風呂は本当ならば海を見ながら入れるようでしたが、隣に町役場の新庁舎を建ててるらしく、窓の下半分がシートで覆われていて、見えませんでした。けれど、ガラガラのお風呂で、ゆっくりさせてもらいました。
お風呂上りはやっぱりソフトクリーム。昆布ソフト、というのを見つけて心を奪われ、一気に食べました!これ、お勧めです。浜中町はソフトクリームを売りにしてる町なのですが、昆布も売りなので、間違いありません。
でもやっぱり、お風呂に入れば牛乳なので、コーヒー牛乳も。主人はフルーツ牛乳でした。普通においしかったです。
気を取り直して、だめでもともと、と霧多布岬へ。
この後、MGロードという、「熊が出ました、7/24」みたいな看板にビビりながら(車だけど)行くと、前に一度来たけれどコロナ蔓延予防で休みだった霧多布湿原センターへ。展望室では無料で使える望遠鏡があって、覗いたら、川べりに4頭の鹿がいました。いい景色でした。そこはカフェも併設していて、コーヒーやヨーグルトドリンクやケーキが売られていました。私はヨーグルトドリンクを頂きましたが、とても濃い!また飲みたい。
これでドライブはおしまいなのですが、ここで今日のお花と鳥をまとめます。
鳥、全然わかりませんが、かわいいのでつい激写してしまいます。わかったら教えてください。