みたらい渓谷と洞川温泉

お盆中の2日間で洞川温泉へ。ここへは、大阪阿部野橋駅から下市口駅まで特急、その後バスに1時間乗って天川川合で降り、みたらい渓谷をハイキングしていきました。近鉄のお勧めコースに従いました(割引切符のパンフレットに載っている)。

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青の交響曲という特急。3両編成ですが、1両はラウンジカーなので、席数が極端に少なくて、すぐに満席になります。

 

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1両に約25席。ってことは、50人しか乗れないみたいです!

みたらい渓谷は約7キロ、川沿いの気持ちのよい道をどんどん登っていくイメージです。今回はハイキング用に靴を買って臨んだので、滑らず快適でした。

みたらい渓谷の川の水はとても澄んでいて、水底が見えます。周りの木々を映してるのか緑色に光っていました。川で遊んでいる人が多数。家族連れは川遊びのようです。滝のところだけ部分的に散歩されている方はいたけれど、たぶん、近鉄のパンフレットはあまり集客効果はなかったように思われました。

 

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吊橋から下を見ると、きれいな川が見えて気持ちよいです。

 

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この木はいったい、どういうことなんでしょうか。

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大きい岩があちこちにありました。修験者たちがどこかの穴とかにいそうです(いなかったけど)。

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小さい滝があちこちに。

 

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吊橋があちこちにありました。

 

 

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光の滝かな?

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水は冷たくて、気持ちいいです。透明でしょ?

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吉野っぽい(=杉林)道を通りました。

みたらい渓谷の遊歩道には、かなり段差の高い階段部分がわりとありました。今回は楽しめたけれど、こういう道が「もうだめ!」になるのはそう遠くないのかもしれません(泣)。

洞川温泉は旅館がたくさんあるのですが、その道しるべにこのような行者らしき石像が置かれています。

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行者人形。あちこちに立ってました。かわいい。

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今回泊まった、さら徳旅館さん。

泊まったお部屋は8畳×2室にサンルームとトイレがついていました。エアコンはないのですが、標高が高いのか、全く暑くなかった。エアコンがいらない、ということなのだなあと思いました。

お風呂は全くにおいのない、ちょっととろっとした透明なお湯の温泉でした。気持ちよかったです。

食事は、牡丹肉のすき焼きと、川魚(あまご?)と、お造りと、その他、という感じでおなか一杯。

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夏ですが、すき焼きでした。

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背骨を押さえてからしっぽを取って、頭を持って引けば骨が取れる、ということでしたが、頭がもげました。

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そうめん?のおつゆ。

朝ごはんにも川魚の甘露煮が付いていました。

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食べかけです。すみません。

2日目は雨が降っていたので、荷物を預けて大きめの傘を借りて、とりあえず散歩に出ました。この近くの大峯山は修験者の行場のある霊峰なのですが、宿から3分ほどのところにある龍泉寺は修験者が身を清めたりする行場のあるお寺でした。でも、その割にお庭はきれい。

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普通の門。

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池の向こうにあるのが修験者用の門

 

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龍の字が龍です。





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きれいな境内です。

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ここで身を清めるらしいです。正面は役小角さんでしょうか。右は不動明王かな。

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本堂を守っているのは、前鬼・後鬼という夫婦の鬼。役小角に従っていたらしい。

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なで石。なでると軽く、たたくと重くなる、というのですが、変わらなかったよ。

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滝に打たれる、とよくいうけれど、その滝。更衣室もありました。

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自然研究路に向かう、お寺の裏山の道。橋までは行きました。

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ここも吊橋。60mくらいあるらしいけれど、金網があるので問題なし。

この橋の先が自然研究路で、先には洞窟などがあるのですが、雨なので洞窟に入ると泥だらけになるかもしれないので断念。引き返して、途中で面不動鍾乳洞へ寄りました。

所要時間は15分くらいですが、涼しいし、きれいなので、楽しめました。

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あの橋から20分ほど横に歩いていきます。

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我々は使いませんでしたが、モノレールもあります。お子さんがいたらいいかも。

雨が止みそうになかったので、これで終わりにして、11時過ぎのバスで帰りました。

でも、お陰で帰りも青の交響曲で帰れました。

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行きは日本酒飲み比べセットにしましたが、帰りはケーキセット。美味。

今回の旅行が今年のお盆休みのメインだったので、楽しく過ごせてよかったです。

帰ってきたら、奈良市は暑い夏の日でした。