今日は飯綱高原に。
昨日は高速バスで新宿へ行き、友だちとランチしてお茶し、夕方のバスで戻ってきました。弾丸東京行きも、ランチくらいなら日帰りできる!と自信を深めました(何の役にも立ちませんが)。
今朝はすっきり起きれたので、飯縄高原に連れて行ってもらいました。長野市内です。長野市中心部から13キロくらいかと思いますが、かなり上るので、飯綱高原での散歩は快適でした。
キャンプ場があるので、このよい天気の連休でかなりの人出でしたが、我々のようにひたすら歩く人はあまりいません。
大座法師池はかなり大きな池で、スワンの足漕ぎボートも出ていました。涼しげなノリウツギの花や、ミソハギの紫色の花、ひょうたんぼくの赤い2つ連なった実(だから瓢箪なんですね)が、かわいかったです。
池一周の最後のほうに、池をワイヤーと滑車で横断するようなすごいアドベンチャーコースがあって、でも、体にハーネスをつけたり大変そうだしとても怖そうでした。主人は横断してみたいようでしたが、それ以外のアクティビティ(空中散歩的な)は嫌だ、ということで、結局我々はやりませんでしたが、大人にはすごい人気でした。もう久しく、アスレチック的なことはやっていないなあと思いました。
鳥は、すごくたくさんいました。が、みえないー。
かろうじてこれだけ、写真に撮りました。
この後、大谷地湿地というところにいきましたが、ヨシキリの声が聞こえるけれど姿は見えず。花は何も咲いていないようでした。短いコースでちょっとがっかり。
この後、車で少し移動して、「一の鳥居苑地」へ。何の一の鳥居か。戸隠神社です。まだまだ中社までは遠いのにね。この一の鳥居は1790年頃に長く壊れないように石で作られたのですが(それまでは木だった)、江戸末期の善光寺地震で倒壊してしまいました。それが今も、残っていました。その後はまた木になったのですが、1985年に老朽化で撤去したとか。
ここは広場になっていて、その周りを歩ける、ということだったのですが、道がまったくわからず、広場をぐるっと回ってきました。
ここをぐるっと回るときも、鳥はたくさん鳴いていましたが、写真は1枚。
花はいろいろ。
白とか青の花は涼しげでいいです、本当に。
なんとか1万歩くらいになったので、これで終わり。
お風呂(温泉ではなくて残念だったけれど、山麓の清水を沸かしてた)に入って帰りました。
帰りに、近所の麺屋こころで台湾まぜそばを初めて頂きました。チーズを入れてもらったのですが、とてもおいしかったです。
さて、明日は連休最後だけれど、何しましょうかね。
祇園祭@長野
長野の善光寺の近くに弥栄(やさか)神社がありますが、源頼朝が1196年、信濃視察のときに夏の疫病に苦しむ民衆を救おうと、京都の八坂神社にもお祀りされてるスサノオノミコトをお招きして祈ったのが起源とか。
京都と同じように全国各地で祇園祭が行われてるそうで、前に住んでた奈良でも東大寺の転害門の近くにあった八坂神社で行われていたようです(結局みたことなかったですが、小さい神社だったのでお祭りがあること自体驚きでした)。長野のはどんな感じかな?と行ってみました。
昨夜は宵山で、町ごと(といっても、3つくらいかな?)の屋台が飾られて、その上で長唄に合わせて日本舞踊が披露されるのを眺めました。普段、人の多い善光寺の参道あたりなのですが、夕方だとこんなに人が少ない?しかもお祭りなのに??
屋台は、小布施や鬼無里と同じ、無着色の彫刻の美しいものでした。だいたい、江戸時代の末期に作られたもののようですが、中には最近作られたのもあるらしいです。龍とか、鷹とか、スサノオ?とか、なかなか凝っていて素敵でした。
今日はお祭り本番で、まず先乗りという、神の代理に選ばれた、穢れのない男の子が馬に乗って各町の屋台が行く前に、ルートを回ります。純真な稚児に神が乗り移って夏の疫を祓ってくれるということです。
このまま善光寺の山門まで行って、山門に善光寺のお坊さんたちがいて、その前で踊りや長唄を奉納されます。私たちが見た時は藤娘が奉納されていました。
善光寺を逸れたところに弥栄神社がありますが、その近くで権堂町の勢獅子の屋台が、お店の厄を祓うべく、暴れていました。要は獅子舞と一緒。
昨日も今日も雨の予報でしたが、昨夜と今朝は降ったりしましたが、今日我々が歩いていたときはとても暑かったです。雨傘しか持って出なかったので、また日焼けしたなあ。
そしてあまりに暑かったので、寄り道2か所。
1か所めは偶然見つけた、酒蔵。試飲できるというので入りました。「よしのや」という酒蔵で、今は犀川のほうへ移転したそうで、跡地で試飲とか、移転前の施設の見学とかさせてくれました。
お米が35%の大きさになるまで削っている大吟醸はもう、水のようにすーっと飲めちゃう。釧路の福司でもあった、にごりの天然スパークリングとかもよかったし、ほんのり梅色の梅酒もおいしかったし、レモンサワー(日本酒だよ)もとてもおいしく、甘酒も吟醸なのでもうとてもおいしくて、重たいのにいろいろ買いました。醤油もろみとか、お味噌とかもあります。醤油もろみだけ買いました。
毎日やっているそうだから、きっとまた行きます。
2か所めは、駅ビルの桜井甘精堂の甘味幾右衛門。ずっと気になっていた、栗モンブランソフトを頂きました。主人はパフェ。
栗ソフトは3か所めだと思うのですが、一番栗の味がしました。モンブランはなくてもよかったかな。
今日の歩数は1万6千歩くらいです。食べすぎだねー。
鬼無里って何と読む?
「きなさ」です。長野市にある地区の名前です。長野の中心部から20キロくらいかな?昨日、連れて行ってもらいました。
鬼無里には、鬼に関わる伝説が。
京にいた美女「紅葉」が、源基経の寵愛を受けたことからこの地に追放となりました。紅葉は土地の盗賊たちを操り、盗賊頭=「鬼」のようになっていくのだけれど、それが都に伝わって討伐され、鬼は里からいなくなった、という話。
こもう一つは、天武天皇が新しい都を作る候補としてこの地を考え、家来をここに派遣したところ、住んでいた鬼たちが、都なんて作られたらのんびり暮らせなくなる!と、この地のど真ん中に一夜で山を作ってしまった。天武天皇が怒って鬼を追放。鬼のいない里になった、という話。
・・・ま、とにかく、鬼無里。
まずはふるさと資料館で学習です。ここの見どころは、祭屋台(山車)です。江戸の終り頃の宮大工、北村喜代松さんが作った、木製の、彫刻の見事な屋台は、小布施のカラフルな北斎の屋台とはまた違って、驚きでした。
全然知らないで訪れたので、びっくり。案内もここまでは担当の方がしてくださるという丁寧ぶりにもびっくり。
結構広い館内で、ゆっくりみてたら1時間半もかかってしまった。。。外に出てみたら、11時過ぎで暑い!
ソフトクリームを食べながらこの後いくところを地図を見て検討しました。
最初に行ったのは、先ほどの伝説の紅葉のお墓や、紅葉伝説に魅かれて川端康成が訪れたという文学碑のある松巖寺。
このお寺の近くに、鬼無里神社もあります。
ここまできてお昼になったので、旅の駅にてお昼ごはん。
ここに来る途中に、裾花ダムがありました。なので、ダムカレー。私は手前の裾花ダムカレー、奥の主人のはさらに上流にある奥裾花ダムカレー。
そもそも、10割そばのお店なので、10割そばも付いてました。おなかいっぱい。おいしかったです。
この後、散歩をしました。地図はあちこちで配布していますが、なかなか立派なのです。わかりやすいし、絵もかわいい。
この辺では、おやきというのがとてもメジャーで、スーパーでも売られています。
いろは堂のおやきは、東京の立川駅ビルでも売ってるらしいし、あちこちであるから、ご存じの方もおられるかも。
ここまでで15時くらいになりました。1万歩を超えて満足。
帰りに温泉「森林囃子(もくもくばやし)」に寄りました。410円というのは安い!シャンプーもボディーソープもあったし。きれいでよかったけれど、露天風呂はありませんでした。このあたりは温泉がなぜか少ないのですが、空いてました。汗が流せてすっきり。
さらに帰りに、裾花ダムに寄りました。ダムカードゲット!
来年の春は、奥裾花まで行きたいなあ。鬼無里からさらに25キロくらい行かないといけないのですが。植物公園があるそうで、ミズバショウがたくさん咲くそうです。バスでもいけるというので、絶対行こうと思います。
善光寺の裏山?地附山
今日は車の点検だったので、出かけたのは11時くらいから。だから、近場です。善光寺の北側にある山、地附山は長野市お勧めのトレッキングコースが複数あります。我々は駐車場からスタート地点まで行く間の斜面にもう嫌になってしまいました。スタート地点あたりは、お子さん向けの遊び場になっていて、きれいな遊具や長いローラー滑り台がありました。
我々は山の頂上は目指さず、途中の古墳まで行って帰る、を目標にしました。
道は基本的には広く、木が涼しい陰を作ってくれていてうれしい感じ。蚊がいなければもっといい。
急な道をいくと、鳥の鳴き声!!
でも、やっぱり写真は難しい。かろうじてコゲラと、なにやら黄色っぽい鳥のピンボケ写真が撮れました。たくさんいたのに、じっとしてくれないし、葉は茂ってるし。
あ、これもピンボケだけど、たぶんメジロ。
古墳その1。円墳だそうです。
古墳その2、前方後円墳。
ここからはもう下るだけ。
この山、昭和50年代は、スキー場だったり動物園があったり、ロープウェーやリフトがあったり、釣り堀があったり(池はまだありました)したそうです。ですが、戸隠バードラインができてからは観光客が通過してしまい、寂れて廃業となったそうです。
そんなものの遺物が、ありました。
この公園、きちんと案内札があってとても歩きやすい!トレイルランをしている方々もおられました。植物は、花は少ない時期なのでちょっと残念。
山を下りて、駐車場のそばには地すべりの観測センターがあり、資料館もありましたので、寄りました。何しろ、何も知らなかったので。
資料館では写真を撮り忘れましたが、どうして地すべりが起きたのか(例年の倍の降雨があり、粘土層の上に地下水がたまり、その上の地層が浮いて滑った)の理由や、地すべり後に150億円をかけて粘土層の下の岩盤に雨水を排水する仕組み(抑制工)や地面がすべっていかないように地下深い岩盤に鉄の杭を打ち付ける工事(抑止工)、丸裸になった地面に緑を戻す(植栽工)を行って、今の公園になった、ということを、展示資料を使って説明していただいて、とても勉強になりました。1985年といえば、私は高校生。この災害のニュースの記憶は全くありませんでした。
なかなか有意義な、散歩なのでした。
戸隠に行きました
今朝は朝から良いお天気で、私はやっとコタツ布団を洗濯しました!
そして、未だに行けていなかった戸隠に連れて行ってもらいました。何か鳥が見えるのではないかと思ったから。道路の名前も「バードライン」だし。
思っていたよりもずいぶんくねくねとした道を車で上がる上がる。スマホ見ていたら車酔いしそうになるほど。
森林植物園に行きました。池や川があるので湿っぽい土地です。湿っているところは木道になっていました。植物も似ているせいもあって、釧路湿原を思い出しました。
さて、公園に入ったところにあるみどり池に、カイツブリの親子が。
モリアオガエルの卵って、数匹のモリアオガエルが集団で産み出すんですね。近くの学習館で学びました。
モリアオガエル、鳴いてたけれど姿は見られませんでした。
肝心の鳥ですが、ウグイスがずっと鳴いていました。でも姿は見えず。鳥を撮影しようとしているバードウォッチャーは、三脚立てて待ってるようでしたが、私たちは気が短いのでうろちょろしていました
見られた鳥はほぼなし。何ていっても森なので、鳴き声は聞こえても見つけられなーい!
あとは、ドラミングが聞こえて一瞬だけ見えたアカゲラだと思うキツツキ。それだけしか、見つけられませんでした。
せっかく戸隠に来たし、戸隠神社の奥社までもそう遠くないようだったので、森林植物園からそのまま奥社へ。
この鳥居をくぐってから、2キロくらいで奥社になるのですが、ゆるーい上りとなっているため、結構キツイ。おまけに人も多いので、好き勝手には歩けません。最後の最後は階段で、これがまた、石で不規則で大変!
この後、車を停めているところまで参道を行けば簡単だったのでしょうが、もう一度植物園を歩こうと歩いてしまったので、ちょっと道を間違えてたくさん歩きました。このあとは、忍者のからくり屋敷へ。
この時点でもう2時くらいだったので、まずはお昼ごはんを食べました。神社直営のお蕎麦屋さん。これがとてもおいしかった。茹で具合もいい感じ。
忍者のからくり屋敷はとても面白かった!中では写真が禁止なので、教えてあげられないのが残念。自分で屋敷の中のからくりを見つけて脱出する、ということなのですが、まず、最初の部屋から次の部屋に行かれない!!まあ、どんでん返しとか、横開きと思わせられた扉が実は上開きだったりとか、意外なところに階段が隠されていたりするのを見つけていくのです。牢屋に行ってしまったりもしてしまいました。。最後になんとか出てこられたけれど、結構難しかったです。
奥社に行ったので、ついでに中社と宝光社(つまり五社のうちの3つ)にもお参りしました。宝光社の階段は結構きつかったです。
ところで、戸隠、というのは、天照大神が岩屋に隠れたときに、天手力雄命が力で岩戸を投げ飛ばしたのですが、その岩が戸隠の山だとか!奥社にこの神様は祀られていますが、だから奥社はスポーツにご利益があるとか。
中社には、岩戸を開くアイディアを出した神様、天八意思兼命を祀っています。宝光社にはその子供の神様が祀られているそうです。
面白い言われだと思います。
梅雨の晴れ間に遊べてよかった!
この間行けなかった小布施に
先日電車で小布施に行きましたが、お酒飲んだりランチをいただいたりしてる間に時間切れになりました。
なので、今日は車で連れていってもらいました。北斎が描いた天井画のある岩松院に行きたかったのです。
行ってみたら、天井画の他にも見どころが。
福島正則の廟があったり、本堂にはその手紙とか食器とか、酒の飲み比べで勝って得た槍(写真だったけど)とか、服?とか。
小林一茶のあの「痩せ蛙」の池!
一茶の病弱な長男を想って詠んだらしいです。池はコウホネ?の葉に覆われてましたが、よーく見ると黄色の花が咲いていてかわいらしい。
あちこちに、蛙の置物があってかわいいです。実物は4月にたくさんいるようですが、いまはいませんでした(よかった)!
本堂は土人形や彫刻や書など、お宝満載でしたが、撮影禁止。
なんと言っても、天井画。八方睨みの鳳凰で、五葉の松、月桂樹の葉、芭蕉の葉に隠れてるのか、体と一体化しているのか。岩絵の具と金箔(44枚も)を使って、畳21枚分の大きさ。それを檜の板12枚に描いたとのこと。江戸時代の終わりごろの作品ですが、描かれてから一度も塗り直ししていないのにこの鮮やかさ。顔料のおかげですね。さぞお高いコストだったのでしょうねー。誰が払ったのか?高井鴻山です。小布施の豪商の四男で、江戸で遊学中に顔料の店で北斎と知り合い、小布施滞在時の北斎のアトリエや生活の場、顔料を負担したそうです。
どこから見ても、この鳳凰に見られてる感があります。
ご朱印はいろいろな種類がありましたが、これにしました。
このお寺の後、浄光寺に行きました。
雨の日は、石の階段が辛いですが、一応、本堂まで行ってみました。
このお寺、ちょっと変わっていて、スラックラインができます。
利き足で立って5秒待てれば、10級、というのでやってみました。できました。10級ね、私。
小布施で行きたかったところのひとつに、フローラルガーデンというのがあるのですが、今日のような雨の日はだめだよね、と思いましたが、ちょうど通りがかったので入りました。
ここには売店やレストランもありました。レストランでお昼を、と思いましたが、ウェイティングの方々が多かったので断念しました。栗ジェラートだけいただいて、あとは佐藤錦のサクランボとかを買いました。小布施も牛乳のおいしいところなので、これはおいしかった。善光寺の門前の栗ソフトクリームよりも私は好き。
それから、温泉(あけびの湯)と道の駅に行き、お風呂とお昼ご飯とお土産購入。写真は撮り忘れました。
お土産はこんな感じ。
雨降りで「ちぇっ」と思ったけれど、意外に楽しく過ごせました。
久しぶりに川散歩。
先週金曜は全国的に大雨でした。土日がすっかり良い天気だったので、足元は乾いているけれど、川の水はコーヒー牛乳の色でした。
6月からまたパートに行き始めたのですが、月曜はお休みです。なので散歩に出かけました。少し草刈りが行われたようで、ノイバラはもう全くありませんでした。イタチハギの花ももう真っ黒の軸だけみたいなしょぼくれようでした。そして、足元の歩道に草が侵食してました!もう夏ですね。
もう何も期待していなかったですが、ホオジロが3羽ほどいたようでした。
とにかく、何も見られなくてもウォーキングにはなる(1万歩にはなる)ので、てくてく歩いていたら、いつも葦のところで鳴き声だけしている(ぎゃーぎゃーみたいな)鳥が、ついに姿を現わしていました。
こういう鳥は、釧路だったらコヨシキリなのですが、声が違う気がする。ネット情報では、オオヨシキリの口の中はオレンジというか赤っぽく、オオヨシキリは黄色だとか。他には、コヨシキリは眉毛のように黒い線が目の上にあるけど、オオヨシキリはないとか。今、写真を眺めていると、コヨシキリに見えます。うーん。わかりません。
川の上のほう(私のルートの末端)で、久しぶりにカワラヒワに出会いました。リリリと言っていました。2羽で飛んでいました。
ヒヨドリは珍しくもありませんし、大きいからよく見つけることができるのですが、そのヒヨドリが停まった木の下を通ったら、なるほど、美味しそうな実がついていました。
私も一つ頂きました。これだけ実がついていたら、ヒヨドリもうれしいだろうね。黒っぽいのはあまりなかったので、これから食べごろがやってくる?!
実と言えば、桜の木にも実が。
しかし、ゆっくり歩くだけで汗ばむので、ウォーキングも辛いです、本州だから仕方ないか。