新得はそばの町
新得に向かう国道38号線ですが、そばの花が両側に咲いているところがありました。小さい白い花で、車で走りながら見るのでよくは見えないけれど、花が咲いているときに来られてよかったです。
新得ではまず、JR新得駅へ。釧路でもたまに「新得行」の列車を見ます。特急おおぞらも止まる駅です。
今年は石勝線開通40周年だそうです。釧路駅にも、花咲線と釧網線が100周年、90周年、ということで、こういう旗が飾られていたのを思い出しました。今年は周年記念の年のようです。
また、このところポケモンのマンホールふたがあちこちに設置されているようです。私はここで初めて見ました。本別とか中標津にもあるらしい。
また、新得町内には、北海道の立体的な重心がある、ということで、やじろべえが飾ってありました。
駅の売店では、マンホールカードと文化遺産カードをいただきました。数に限りがある、ということでしたが、まだ大丈夫でした。マンホールカードはポケモンではなく、町のサインです。
この後、かつては狩勝線という路線もあった、ということで、その線路跡を少しだけ散歩しました。
まずは、小笹川橋梁。トイレもある大きな駐車場(ビューポイントパーキング)の脇の道にひっそりあります。小笹川というきれいな小川にかかった橋です。写真を撮ったはずなのに、失敗したようです。。。
駅の名前はニセモノです。バッタ坂、というのは、このあたりに、明治時代にトノサマバッタの大発生で殺したバッタと卵を埋めた塚が数十というレベルである、ということで付けられています。バッタ塚もこの辺にあるようなのですが、私たちは見つけられませんでした。道からそれたところにあるのかも。
ここで引き返してまた車に乗り、今度は旧新内駅へ。
ここでは、トロッコに乗って遊びました。私たちはブルトレ「さくら」を選び、信号が青になったら漕いでスタート、黄色は徐行、赤で停止、警笛鳴らせの看板で鳴らす、というようなルールを守って走行します。主人に注意されながら、遊びました。
この新内駅にもなつぞらのセットが。
この後、お蕎麦を食べに、そばの館へ。ここは混んでいて、名前と電話番号を書いて、車で待ちます。その間にソフトクリームを食べました。
ソフトクリームはそばの香り。色も真っ白ではありません。もっと蕎麦っぽくてもいいと思うのですが、どうでしょう。暑かったから、とにかく冷たいものがおいしいです。
20分ほど待って電話があって、お蕎麦を頂きました。私はゴボウ天ぷらそば。
食後、狩勝峠へドライブ。
新八景のひとつ、というのが気になりました。新八景は昭和2年に選定されたもので、日本の代表的な景勝地が部門ごとに一つずつ、平原は狩勝峠、湖は十和田湖、滝は華厳の滝、渓谷は上高地、川は木曽川、岬は室戸岬、温泉は別府、山は雲仙、というように選ばれたのだそうです。
狩勝峠、というより、十勝平野が選ばれた、ということなのかと思います。
さて、これで終わりで釧路に帰るのかな、と思ったら、もう一つ、連れて行ってもらいました。なつぞらのしばた牧場の入り口看板、橋、丸太の椅子です。
ドラマを見ていた人にはわかるのでしょうが、ただの丸太です。11月まではこのまま、公開されるようです。
楽しい旅行でした。
芽室公園の菖蒲園~清水円山展望台
うちの車のナビでは、なぜか芽室公園はヒットしませんでした。こういう時はGoogleマップです。スマホにナビしてもらいます。
菖蒲の見頃は6月から7月中旬、ということなので、もちろん見頃を逃しているのは承知です。通り道だから、寄ってもらいました。
横に広い公園で、真ん中に駐車場があります。売店もあるようでしたが、我々の到着した時間は早すぎたようでした。菖蒲園は端だったので、公園を歩きながら鳥を探すのですが、鳴いてるのに見つからない、というのはいつも通りです。リス好きの主人は、リスがいてもおかしくない、といって探してましたが、リスもいませんでした。
菖蒲園はとても広く、菖蒲はずぶずぶな場所に生えてるものですが既に水は抜いてありました。道がめぐらしてあって、満開のときに歩いたらさぞウキウキしたことでしょう。いろいろな種類の勝負があるようで、色も様々です。
時期外れに来てしまう私のような人のためなのか、ユリのような葉っぱが違うような花が植えられていました。こちらは満開。
もともと人口が多くない町ですから、菖蒲園はだれもいませんでした。
ところで芽室は「めむろ」と読みます。最初聞いたときは「ねむろ」だと思いましたが、全然場所が違います。芽室はトウモロコシの産地のようですが、十勝は全体的にそうだと思います。道路からたくさん、畑が見えました。芽室のレストランでは、コーンチャーハンというのが人気だそうです。まだ朝ご飯を食べたばかりなので、我々は後で新得駅にて、ソーダを飲みました。
さてこの後、連続テレビ小説「なつぞら」(もう古いですが、私は見てなかったのでどうでもよいのです)の名所として有名になっている清水町の展望台へ。ここが舞台というわけではなく、ここから見える十勝平野が舞台だよ、ということのようでした。
パンフレットに載っているのに、やはり人はほとんどいない(我々以外には2人、車でさっと上がってさっと去ってしまった)のですが、ここは気持ちのよい丘でした。鶯も鳴いていました。
町営牧場を通ってこの展望台に登るのですが、牛がたくさんいました。十勝ですねー、北海道ですねー!
襟裳岬
襟裳岬までの海岸沿いの道は、黄金道路と言われています。道路のトンネルが長いです。かなりのコストで建設されたから黄金、なのです。でも、景色は素晴らしいです。断崖絶壁、というか、岩々です。サーファーも多数。
職場の同僚には、何もないよ、と言われましたが、観光客でいっぱいでした。といっても、いっぱいだったのは岬の駐車場にある食堂。我々はたまたま、座れました。
お店の中に水槽があり、バフンウニの殻が積んであったから、ウニを殻から出して作ってくれたのだと思います(時間もかかったし)。タコわさびも付いてきました。
ほのかに甘くて、さっぱりした感じのウニでした。おいしかったです。
主人は海鮮丼(1900円)にウニ追加(500円)を頼みましたが、えびが生きてました!!そっちでもよかったな。
襟裳岬は風速10m/秒の日が年間に260日以上、30m/秒も珍しくない、ということで、「風の館」という施設がありました。300円ですし、入ってみました。
襟裳岬から先の岩々まで一望できる展望室があります。望遠鏡もセットされているので、望遠鏡でも小さくしか見えないけれど、一応、ゼニガタアザラシが動いてるのを確認。館内で資料映画でゼニガタアザラシをたっぷり見せてもらえるので、見たことにします。
強風も体験できます。時間が決まっていて、時間になると呼んでくれます。
扇風機?の近くが風速25m/秒。あとずさりさせられる強さです。後ろのほうが風速10m/秒。これは立っていられます。
建物を出ると、襟裳岬を簡単に眺められるところに出られます。
襟裳岬、この辺はもう日高なんですね。道東とは言わないのかもしれない。北海道の一番南?と思ったら、函館のほうが南なのでした。
晩成原生花園・晩成温泉
襟裳岬にドライブに行ったのですが、途中にここでも「原生花園」に魅かれて車を降りました。正直にいって、どこに原生花園があったのかわかりませんでした(泣)。
大樹町パンフレットによれば、ハマナス、チシマフウロ、ヒオウギアヤメが咲いてるらしかったのに。地図には野鳥観察場所、というのも書かれていたけれど、それもどうやら見落としました。車だとあっという間に過ぎてしまうので見落としたのでしょうが、案内板は不親切、というかあるのでしょうか。
キャンプ場になっているので、人はたくさんいました。(キャンプ場にね)
まあともかく、湖があったので(沼かな?)を見ました。誰もいませんが。
折角降りたので、温泉に入りました。500円で、バスタオルと浴用タオルを貸してくれるので、親切です。なんと、珍しいヨードの湯で、ヨードチンキというかイソジンというか、あの香りです。お風呂はほどよく人がいました。
露天はないようでしたが、火照りを冷ますためか外に出られるようになっていて、海を見ることができるようでした。浴槽の横の窓からも見えるはずでしたが、曇っていたので無理でした。ソフトクリームもおいしかったです。休憩室はエアコンの効きが弱かったので、特にソフトクリームがたまらなかったです。エアコンの効きは、道東の人はみんな弱めが好きなのでしょうか。いつも弱いなあと思います。
晩成温泉、ですが、町の名前が「大樹(たいき)」=大器だから、晩成なんだろうか?
温泉、良かったです。
今月の探鳥会
今日は博物館の春採湖探鳥会でした。朝8時集合ですが、その前にツイッターが投稿されていて、暑くなることが予想されるので、準備をしてくるように、とのことでした。お茶を持ち、帽子をかぶって参加しました。
朝から暑かったけれど、それでも今日の最高気温の予想は25℃。釧路はやっぱり涼しい。もう他の地域では暮らせないかもなあ、といつも思います。
さて、今日もたくさんの鳥が鳴いていましたが、私には発見できないものも多くいました。そんな中で、今日教わったこと。
1.カラスの子供(ハシブトかハシボソかは忘れました)の目は何となく青く、口の中が赤い(親鳥は、いずれも黒いです)
2.鳥は汗をかかないので、暑いときは羽を広げて熱を放出したり、口を開けたりしている。
鳴いてないのに口を開けてる鳥を見ました。
3.電線の上でも、給餌する。
以上です。そのほか、今日撮った写真をご紹介。
今日見られたまたは鳴き声が聞こえた鳥の種類は28種だったとのこと。私はそのうちのほんの少ししか見ることができませんでした。双眼鏡の使い方もまだ不慣れです。そのうち上手になれば、もう少し見られるようになるでしょう。ぼちぼちがんばります。