タンチョウを見に鶴居村へ
タンチョウが絶滅しそうだったときに、伊藤さんというおじいさんが餌をあげ続けてタンチョウの数が回復した、という場所です。今は、日本野鳥の会がやっている、鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ。
ネイチャーセンターがあって日本野鳥の会の方が丁寧に説明してくださいます。
今日タンチョウについて知ったこと。
・頭はいつも赤いわけではない。興奮すると血が頭に上って、血管が透け、膨張して真っ赤になる。子供時代は頭に毛があるけれど、2歳くらいではげてこうなる。
・求愛の鳴き合いが「コー」「カッカッ」が有名だが、コーと鳴くのが雄、カッカッが雌。外見からでは性別はわからず、鳴いてるのをみて判別するか、血液検査で性別を判断する。
・求愛ダンスと縄張り争いの喧嘩は似ているが、縄張り争いは割と一瞬。
でも、基本的には鶴は狂暴。かなり突く。ひどい喧嘩になると、頭がい骨を突いて割ってしまって殺してしまうことも。
・餌は、環境省の指示で5年で半減を目指している。天然の餌場(小川の周りの草刈りをして、タンチョウが入ったり出たりができるように、小学生と野鳥の会の方でやったり、お年寄りとの世代交流でやったりしているそうです)を増やし、野生で個体数を維持できるようにしたいそうです。おかげで、餌を減らしたけれどおなかが空いてしまったっぽいタンチョウは見かけないとか。阿寒では見かけるとか。
・飛ぶのも、だれか一番に飛んでくれるのをみんな待っている。最初のに続いて飛ぶことで、楽に飛べるそうです。(今朝のチコちゃんでそれはクイズになってたね)。そして、家族で揃って飛ぶ。
この後、鶴見台にも寄りました。同じような感じですが、少し少なかったかな?
ここで、タンチョウ以外の鳥を見ました!初めましてですが、ツグミのようです。
今日は風もなく暖かで、気分のよい週末でした。