美瑛・富良野旅行 1日目

8月11日、山の日のお休みに雨ぽつぽつの釧路から車で。

トマムインターで高速を降りて、JR幾寅駅へ。主人が鉄道好きなので忖度です。

この駅は今はJRが運休でバス代行となっているので列車は来ないです。

でも、人がちょこちょこ来ています。それは、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケの駅だから。

駅はこんな感じ。無人駅です。古いけれど、きれいに維持されています。

本当の駅名よりも目立つ「幌延駅」の板。駅の周りのボロい建物はみんなセット(よかった!)。

セットです


なぜこの駅がロケ地となったのか?は、駅舎から、並行してとなりにある少し高いホームへ移動する階段など、「ため」が風情があるからだ、とか。よくある作りだと思うのですが、駅舎がいいんだと思います。

駅舎につながるように簡単な映画関連の展示もあり、映画の記憶が薄い私は健さんたちの写真パネルを楽しみました。

パネル。半分だけの車両も、こう見るとそれっぽい。

鉄道員の映画の記憶もないですが、私はドラマ「北の国から」もあまり見ませんでした。たまーに、スペシャルのときだけ見たかな?貧乏っぽいドラマは悲しくなるので、あまり見なかったです。でも、富良野といえばこのドラマなので、ロケ地というか、ドラマで使った廃材利用の家が展示されている麓郷エリアへ行きました。

こんな感じの入り口。

少し場所が離れているところに3か所、展示箇所があります。各500円、3つまとめて券を買えば1200円だというので、1200円のほうで。

結果、行って良かったです。部分的に思い出すところもあったし、ドラマだけではたぶん気付けなかった家の細かいところ(ほんとうにボロいのだ。でも、廃材だけで作っているのにぱっと見はいけてるので立派です)を見るのは面白かったです。電話ボックスを利用した風除けスペースとか、スキーのゴンドラは窓ガラスになったり出窓になったりあちこちに使われていましたし、卵の緩衝材も天井材の定番のようですし。

雪子さん(誰?)のために作ったという家。きれいです。

壁面。酒びんであかりとりの窓。冷蔵庫のドアが棚!

一番すごかったのは、バスをまるごと使った家。家をバスが貫いているというか、そのまま使われているのです。窓が大きいから、明るくていい感じでした。つり革も、タオル掛けになったり、うまく使われていました。

純と結のために作った家も、バスがベースで面白い。

バス!家に刺さって見えます。


五郎さんがいちから作ったもの以外に、廃屋を手入れして最初に住んだ家もあったけれど、これはもう本当にボロボロ。隙間風を防ぐために新聞が細く切ってあちこちに貼ってありました。風力発電で電気を作ったりしてたみたいですが、基本は夜になったら寝る、ということなんでしょう。

最初の家。

開墾ででてきた石を積んで土台にした家もありました。立派でした。

石はやっぱり頑丈そうです。よく作ったよね~

五郎さんの墓

でも、ロケのときは、みなさんはここから少しいったところの金山湖のログホテルにお泊りだったそうです。つい、ボロい家に本当に住んでるのかと思ってしまいますが、それはないのね。

鉄道員にしても北の国からにしても、今度テレビでやることがあったら、ちょっと見てみたいと思いました。

 

この後、ファーム富田という花畑へ。

高いところから撮れるようにもなっているので、きれいに撮れます

どこでお金を払うのかと思いましたが、入場無料です。花畑にはたくさんのお店があるのでそこでお買い物をすればいいのでしょう、ということで私たちもメロンとメロンパンを食べました。ここは、観光客でいっぱいでした。

メロンとメロンパン。メロンパン焼き立て。メロンは冷えてます。

もうラベンダーは終わっていましたが、花がカラフルでした。赤はケイトウ、黄色とオレンジはマリーゴールド、白と青はセージ、明るい赤はサルビア。きれい~。たまに間違って青いセージのところに白が混じってたりして。

メロンも食べごろでした。南富良野の道の駅でソフトクリームを食べたので、ここのラベンダーソフトはパスしてしまいました。いつでも食べれると思ったのですが、結局、この後食べる機会がなかったです。(他のソフトを食べたのでいいけどね)

 

今度は美瑛に行き、ぜるぶの丘でお花を見ました。ここも入場無料ですが、気持ちを納めるようになっています。目安は一人200円~ということなので、ふたりで500円入れて、散歩させてもらってきました。ここもきれいでした。芝生広場にビニールのスロープというか、水が流れていて、ビニールの板みたいなので滑って遊べるようにしてありました。子供は大喜びでしょうね。大人は、わらが丸まったロールの詰まれたフォトスポットで写真をとらせてもらったり、花壇のまわりを散歩で十分楽しい!

ぜるぶの丘もよかったです。最後の写真は、ナナカマドをイチイの木が包んでる、抱擁の木!斜面がきつくないので、写真は撮りにくいですが、散歩はいいよ。

美瑛のあたりは、丘が連なっていて、畑になっているので、和かな雰囲気です。ところどころ絵になる木が植わっていたりします。かつてセブンスターの箱にプリントされた木とか、スカイラインのコマーシャルに使われたりした場所とか、ありました。いずれも記憶にないうえ、写真も下手なので、今見直してみるとなぜこれを撮ったのか?という写真になってしまって笑えます。でも、この景色は雄大で、見に行ってよかったです。

券とメリーの木、セブンスターの木、親子の木

これで一日目は終わり。ホテルは白金温泉のホテルパークヒルズに泊まりました。食事はバイキングなので、食べすぎました。ソフトクリームもあったし。お風呂はもちろん温泉で、混んでるかと思ったけれどそうでもなく(ホテルは満室のようでしたが)、このご時世なので、よかったです。