くしろ湿原ノロッコ号
今日は、釧路湿原にJRでお出かけしてきました。
主人はどちらかというと乗り鉄です。私はどちらかというと車は好きではありません。なので、今日の列車での旅行は双方によいものでした。
2,3日前にくしろ湿原ノロッコ号の座席指定をしてもらおうとしたら、往路の希望の時間のものは同一車両で2席は無理です、と言われました。なので、往路は普通の列車、帰路のみ指定をしてもらいました。
往路は8時57分釧路発の快速しれとこ摩周号でした。8:30に家を出れば余裕、と思って出かけましたがなんと座席がほぼ埋まっていました。1両編成なのだから当たり前、と言われそうですが、北海道の人は列車にあまり乗らないので、非常に驚きました。それでもおばさんとおじさんなので、席を確保して出発となりました。
釧路湿原駅や我々の降りる塘路で皆さんも降りるのだろう、と思っていたら、残る方が多数。みなさん、川湯温泉や摩周湖、知床、網走まで行かれたのでしょうか。
塘路には以前、車で連れてきてもらっているので、塘路湖はまあ今回はいいか、ということで、その周辺の湖まで含めて見下ろせる展望台へいこうと思ったのですが、道が通行止めになっていたので諦めました。それで、砂利道だけど道道(県道みたいなもの)を歩きだしたのですが、それも途中で通行止めです、と書いてありました。釧路川の近くまで行かれればよい、と思っていたので構わずに歩いてきました。
鹿がぬーっと出てきたりするのにちょっとどっきりさせられます。
最近、鳥を見る、ということを楽しみにしているので、鶯などの鳴き声にしばしば立ち止まって眺めるのですが、まず見つけることはできませんでした。
今回は、タンチョウヅル(さすがに大きいので、わかります)、トンビ、もう一羽の小鳥だけ、写真に撮れました。
2時間ちょっとの時間があったのですが、時間が決まっているとあまりのんびり散歩はできず、早々に引き上げて、駅の近くでいももちを食べました。注文するとおじさんが焼いてくれます。甘いタレの味がよくて、なかなかおいしいものでした。当初、別のお店の「菱の実入り」のいももちを買おうと思ったのですが、お店がお休みのようでした。
線路沿いに歩いて、到着するノロッコ号を写真に撮ったりも。
列車に乗ってみると、一緒に取れるツルや鹿の絵があったり、座席が木製だったり、とても感じがよかったです。売店でプリンやお土産を購入しました。
時間が来て発車したので、プリンをおいしく食べていたら、あっという間に徐行となって、「蛇行する釧路川に一番近い場所を走るので、最徐行になります」とアナウンスがありました。観光列車なので、そういうのがあってとてもよいです。
また、ツルがいたり鹿がいたりするとやっぱり徐行してくれてアナウンスがあるところも、とても感じがよかったです。
あっという間の乗車でした(近所だからね)が、結構楽しめました。