くっきり阿寒湖

 

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阿寒湖。澄んでいてきれいです。静かです。

GWに一度阿寒湖に来てみたのですが、そのときは寒くて、雪も残っていたりして、とても散歩するような雰囲気ではなく、しかもコロナ蔓延予防のためにほとんどの施設がお休みで、何もできず帰りました。

今日は朝こそ曇でしたが、すぐに晴れ、気温が上がりました。主人が阿寒湖に行こう、と言ってくれたので、行くことになりました。

釧路市内から70キロ、ほとんど信号のない道なので、車は80キロ前後で流れています。なので、動物飛び出し注意、という看板がしょっちゅう出されていますが、どう注意したらいいのか、わかりません。ひたすら、出てくれるな、と念じます。

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エコミュージアムセンター入口

阿寒湖には、エコミュージアム、というのがあって、そこで阿寒湖周辺にいる動物や植物などのことを学ぶことができます。その建物の奥に遊歩道があって、「ぼっけ」という、火山活動のなごり、というか、昨日の硫黄山の仲間のような、ちょっと硫黄のにおいがする水たまりのボコボコの泡の出てるところ(湖のすぐそば)に行けます。

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ぼっけ。

石川啄木の歌碑(神のごと遠く姿を現わせる 阿寒の山の雪のあけぼの)や、マリモの歌の歌碑もありました。

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歌碑。マリモの歌は、後で船で歌を聞き、アイヌの物語を聞きました。悲しい歌ですねー。

青空、このところほとんど見られなかったので、すごく気分がよくなりました。そして、水も澄んでいて、感動ものでした。阿寒湖の水深はそれほど深くないらしいけれど、一番よく見えるところで9mの深さまで見えるほど、水が澄んでるということです。

散歩して戻ってきたら、ちょうど遊覧船の出る時間で、乗ってきました。ソーシャルディスタンスキープのため、座席に制限を設けてましたが、ほどよく混んでました。船内は改装したとのことで、ぴかぴかにきれいでした。

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遊覧船

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雌阿寒岳

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雄阿寒岳

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こんなふうな綺麗な景色が見られます!


遊覧船は2000円ですが、途中、マリモが生息する湖の場所にある島に寄り、そこの資料館でマリモの一生(マリモが一本の藻から始まり、浅瀬で波で転がされて丸くなり、5~9年成長したら割れて、また1本の藻に戻る)を見てきました。遊覧船のシーズンが終わる秋には、これらのマリモは湖に戻されるそうです。

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ほんもののマリモ。湖底にごろごろあるらしいです。島の周りを覗いてみたけど、そんな近くには見ることができませんでした。

 

今日は大満足!やっぱりお出かけは、晴れてないとね。